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☆床磨きは終わったけれど・・・

Category : 家探し・リノベーション・引越し

寝室と子供部屋の床磨きが無事終わりまして、とってもきれいな床になりました。

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が!ついでにそれぞれの部屋の中にある階段も新しくすることになりました。

こんな階段だったのですが

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床磨きのために一旦板を取り外したのですが、板の強度が弱く取り換えたほうがいいということは以前から言われていて、せっかくなのでこのタイミングで床職人にお願いすることになりました。

でも板がまだ手に入っておらず階段なしの生活・・・。

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この高さ、微妙に高くて上り下りが結構しんどいです。娘は頑張れば降りることはできますが、上ることはできません。私の行くところ行くところについてくる娘はこの高さに行く手を阻まれ取り残されると泣いています。

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この床磨きのためにベッドを解体・処分しまして作業中は別の場所で寝ていたのですが、作業が終わったので寝室に戻りました。新しいベッドが来るまではマットレスだけです。

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これがでも意外に快適で私はずっとこのままでもいいんですけどね。

寝室と子供部屋の間にあるクローゼットルームも床がつながっているので一緒に磨く必要がありすべての荷物を外に出しました。これが一番大変でした。

子供部屋のものも出して、もうはちゃめちゃ。

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探し物が見つからずあたふたする感じです。ほんとこういう生活落ち着かない。しかもこんなぐちゃぐちゃな状態なのにさらに娘がいろいろ持ち出したり移動させたりで本当にぐちゃぐちゃになりました・・・・。

クローゼットルームはもともと前のオーナーさんが残して行ってくれた棚がついているのですが、引っ越した時には多少は棚の位置や高さを変えたりしたのですが、これが結構大変でなかなか思い通りにいかずめんどくさくなり中途半端な状態だったのですが、すべての荷物を取り出したこの機会に棚の高さなどをすべて使いやすくすることに。またクローゼットルームの壁のペンキは塗りなおしていなかったのでそれも取り掛かり、結局床磨きは終わったけれどクローゼットルームの作業が始まってしまい、なかなか洋服を戻すことができず、この山積みの状態で2週間ほど生活しました。

クローゼットルームの悪戦苦闘に関してはまた別の記事で。







☆リノベ、第2章スタート

Category : 家探し・リノベーション・引越し

入居前から入居後にかけて新居のリノベーションをしましたが、その後ちょっと大きなリノベは休憩していました。ちょこちょこ小さいことはやっていたのですが、ずっと工事現場みたいな家の状況で娘も危ないし、ちょっととりあえず一息入れていましたが、またここにきて再開。

寒い冬が来る前にやっておいたほうがいいこともあるので。マイスターに来てもらってFensterbankを入れ替え。なんていうのでしょう、窓や扉の所の板というのかな、ちょっとお花とかが飾れるような、出窓のような?窓のところにある台。もともとは木の板が入っていたのですがボロボロだったし、これを機に石のものに変えました。

長いもので2メートル以上。ホームセンターにオーダーして届けてもらいました。旦那がいない平日の昼間に配送されてきたのですが、この手の配送は玄関の前まで。うちで言うなら建物の前まで(共有スペース)。家まで運んでもらわないと困るし・・・みたいな状況で、旦那が「配送が来たらお兄さんに家に運んでもらうようにお願いしてみな!」とのこと。もちろんチップははずむから!ということで。そんなのなかなかうまく言えないよー。で、配送当日は旦那にうまく言うセリフを教えてもらって暗記して臨んだのですが、配送はお兄さん一人で来たのでどっちにしても家には運び込めないということでした。とりあえず建物の隅っこに置いてもらいました。

そしてマイスターが来てくれて石をサイズ通りに切ってくれて無事設置。2メートル以上、厚さ2センチ近くある石を切るなんて、自分でするっていう域を超えてるぜー!マイスター!

そしてその後は、床を削りに床職人がまた来てくれました。入居前にリビング・ダイニングの床を削ってもらってとてもきれいになって、床職人のおにいちゃん曰く2階部分は必ずしも削らなくても状態は良いということでしたが、きれいになった1階の床で生活していると、2階の寝室と子供部屋もやってもらいたいな・・・という気持ちに。ちょうどベッドを買うことになりベッドが運び込まれたらもう床を削るのは大変になるだろうし、もしかしたら今が最後のチャンスかも!とお願いしました。

まだ新しいベッドは届いていませんが部屋を空っぽにしなければいけないので古いベッドを解体しました。9年以上使った激安ベッド。もうボロボロだけど愛着があります。でも、これを機に一足先に処分することに。新しいベッドが来るまではマットレスだけで寝ることにしました。しかも寝室が作業で使えないので別の場所でマットレスで寝るのが妙に新鮮。娘も一緒にマットレスを床に置いて寝ています。落ちる心配もないし安心です。

作業中はこんな感じ。

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部屋の隅が濡れているように写っていますがここが古い床、白いところが削った場所。この後、オイルを塗ったりしてとってもいい色になりました。壁と床の接する隅っこにLeistenという木も取り付けられて真新しい部屋のようになりました!

床職人のお兄ちゃんの同僚も一緒に来てくれて2人で黙々と作業してくれています。この同僚さん、なんと日本語を勉強しているらしく、「ハジメマシテ ワタシハ パウルデス」って挨拶してくれました。お兄ちゃんもまさか作業を請け負った先に日本人がいるとは思ってなかっただろうなー。

初日は夕方から来てくれたので終わったら近所のケバブでも差し入れ!って思っていたのですが、ケバブ屋さんが夏休みで休業中!ということで急いでハムとかチーズとかを用意しましたが、こういう時、何を用意していいかわからん・・・。

日本人相手のほうがこういうのは簡単ですよね、もちろん用意という意味ではドイツのほうが超簡単なんですけどね。

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(チーズは乾燥しないようにラップ中)

パンと簡単なピザみたいなのを焼いておもてなし。あとはビールにチップス。簡単でなにより。でもバリエーションがないよーーー!気持ちいいぐらいすべて綺麗に平らげてくれました。ちなみに翌日はランチタイムに旦那がフランクフルターソーセージなどを用意したようです(私は不在でした)。

作業しながら小腹が減った時用にチョコレートとかスティック状のサラミとかサクッとかじれるスナック類、飲み物なども用意。私ができるのはそれぐらい。

ずっとお兄ちゃんがいるし、途中マイスターも来てくれたりと出入りの激しかった数日。娘はただならぬ雰囲気と轟音ではないけれどずっと床を削る機械の音が鳴っているから落ち着かないみたいで超ママっ子に。ほとんど一緒にいました。遊ぶのも真横。

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お兄ちゃんたちはほんとに優しくて娘の相手もしてくれるのですが、最近ほかの人が来ると私の足にしがみついたり抱っこをせがんだり。旅行先でも話しかけられると恥ずかしがって静かになっちゃうような。このところ夕方から夜にかけてはもう私から1秒も離れられず、寝たと思っても私が去ると起きる状態に。

旦那は出る幕がなくちょっと拗ねてます。きっとこういう時期なんでしょうね。娘をずっと抱っこしてるしほとんど何もできないけれどそれはそれで可愛らしいです。

リノベはまだちょっと続きます。9月に入ったらようやくハイツング(暖房器具)の撤去に来てもらえるのでずっと開けられなかったキッチンの引き出しがついに開くようになる予定。そして!玄関のオーダーメイド収納がやってくる予定です。いろいろ出費は多いけれど、今はそういう時期なんだろうと思うしかありません。

でも今回いろんなリノベ作業を見たり知ったりして、自分たちでやることに目覚めたというか、こういうこともこうすればいいんだ!という知識が増えました。マイスターにいろいろアドバイスをもらったりして私と旦那のDIY(なんて可愛い名前とは不釣り合いだけれど・・・)レベルが上がった気がします。自分たちでできることは自分たちでやって、節約できるところは節約しないとな。








☆のんびりしてたら「オーダーメイド」

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頑張ってなんとかつけた玄関の照明、その玄関には収納用に大きな空間があります。

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ここは当初、壁のない空間でした。ここに今回、壁を作りました。逆側がキッチンになります。ここにはIKEAのクローゼットシステム「PAX」を置く予定でマイスターにその大きさぴったりに作ってもらいました。PAXが良かったのは、上の写真に写っている無印の引き出しがぴーったり合うし、IKEAのいろんな収納がモジュール化されているので収納グッズが選びやすいこと、またIKEAではあるけれどPAXはしっかりしているし、シンプルなのもいいなーと。

PAXの購入・組み立てまでは入居前に完成させたかったのですが、IKEAで配送を申し込むカウンターにまで行ったのですが、一緒に買いたかったテーブルが入荷待ちとなり、配送を一緒にしたかったのでPAXの購入はテーブルが来てからにしようということになりその時は買わず。結局そのテーブルも買う必要がなくなったりしてPAXを買うタイミングを逃したりと、なんだかいろいろあって進まず。

今でこそ玄関の空間は多少すっきりしていますが、肌寒い時期はコートを置いていたり、靴もすべて置いていたのでぐちゃぐちゃした空間でした。靴は娘が遊ぶので今は玄関の外に置いています。

私はPAXを買う日を夢見て、中の収納をどうしようかな~とかそんなことばかり妄想していました。そんな矢先、私の結婚式の立会人をしてくれた、私たち夫婦のキューピットでもある友人の家に遊びに行く機会があり、その家にあった収納が素敵だったんです。単なる白い大きな収納だったのですが部屋の一角にサイズがぴったりに置かれていてものすごくすっきりしていました。

厚かましくもその収納を見せてもらいました(中身は全部お酒でしたけど。。。)、友人が彼と一緒に住んでいる彼所有のアパート。彼によると彼の従兄が家具職人でその従兄が作ったんだそう。で、その家具職人を紹介してもらいました。

いわゆるあつらえ家具とでもいうのでしょうか、オーダーメイドです。その空間にぴったり合う家具を作ってもらうので、ええ、お値段はぐーーんと上がります。

いったいどれぐらい高いものなのか想像もつかなかったけれど、見積もりは無料よ!と思って連絡したらすぐに家具職人のお兄さんが来てくれました。たぶん私たちと同じぐらいの年の若い(って言ってもいいかしら~)お兄さん。家具職人ってイメージから、なんかおじさんを想像してしまうのですが、めっちゃ気さくなお兄さんでした。そしてすぐに来てくれたところが好感度UP!ってたいしたことないと思われるでしょうけれど、すぐに来てくれることとかアポイントの時間に遅れないとか、返事はすぐに、とか当たり前すぎることがスムーズに進まないことが多々あるドイツ・・・、だからこんなことでもすごいと思ってしまう。

空間のサイズを測って、私たちの希望をいろいろ聞いてくれて、お兄さんから出てくるアドバイスからもセンスがある感じがうかがえる。家具などは想像しているものを言葉にして伝えるのってニュアンスとかが難しいし、ましてやドイツ語となると更に伝えにくい。でもめっちゃ話しやすいお兄ちゃんで、私のつたない説明をくみ取って「こういうことでしょ?」って言い返してくれるのがドンピシャ!時には絵を描いてくれたりと、そうそう!そうなのよー!って感じでした。

私の希望は、単なる棚。引き出しも何もいらない、棚板が入って扉がついているだけの棚。コート用にポールだけはつけてほしいとお願いしましたがそれ以外は棚板のみ。

という希望がシンプルすぎたのか、見積もり結果はもっと高いと思ってたので、予想に反してお安めだった、という感じ。もちろん安くはないけどIKEAのPAXも決して安くないですしね。それにPAXは自分で運ぶのはさすがに無理そうだし配送コストがかかるし、組み立ては自分達でやるから絶対スムーズにいかなくて旦那と喧嘩して、なかなか組み立てられなくて娘も愚図ったりして進まなかったり、そういうストレスなどもすべて考えたら、オーダーメイドも決して高くない買い物だと思い、決断!。ずっと住む家だし、賃貸でもないし、それに玄関の収納なんてたぶん一度買ったらもう買い替えることはないだろうし。

そしてお兄ちゃんに「お願いします!」の返答を入れました。で、その返答を入れた翌日にはすぐに来てくれて、色とか素材とか取っ手とかの詳細を決めていきました。もう、この「すぐに来る」ところが好感度高いわー。2回目の訪問は私が一人で対応。業者さんとかの対応はどうしても旦那任せなのですが、この家具職人のお兄ちゃんなら言いたいことも言えるしわかってもらえるから一人でも対応できる。でも伝えきれなかったら困るからIKEAのカタログとかいろんなものを引っ張り出して、写真で説明できるように準備はしておきました。

色や素材を決めるのもお兄ちゃんがいろいろ意見を言ってくれるんですよね、これは家具職人だけでなく洋服屋の店員とかもそうだけれど、結構正直に言ってくることが多いです。だから私がこれがいい!と言っても、「それよりはこっちのほうがいい」とか提案してくれるし、ありがたかったです。友人の家で見た棚は外も中も真っ白だったのですが、お兄ちゃんは中は濃い色にしたほうがメリハリもつくし、汚れも目立たないしお勧めとのこと。そしてその色は壁に合わせたグレーが良いのでは?と。

私はすでに持っているMUJIの衣装ケースを中に入れたいのでその幅と奥行きは確保してほしいこと、取っ手はある程度大きくなったら娘が一人で開け閉めできるようなものであること(子供の手の届かない位置とかについているのは避けたい)、また取っ手でけがをしたりしないような子供にやさしいデザインであること、棚の中にコンセントを設置すること(←これは絶対にやりたかったこと、PAXでも自分で穴をあけてやるつもりでした)などなど、希望を伝えました。

9月頭ぐらいには出来上がるみたいです、あー楽しみだー。やっと物が片づけられるーーー!

それにしても、PAXを買わずにずるずる来たおかげで、こうして縁あって友人のつてで家具職人にお願いすることになり、PAXを買わずにずるずる来たおかげで、玄関の照明もキッチンからケーブルを伸ばすことができました。そして入居前に急いでペンキ塗りをせず引っ越してからのペンキ塗りという最悪の状況でしたが、そこまで遅くなったからこそ玄関エリアをグレーにしよう、なんてアイデアが出てきて実現できた。入居前に急いでペンキを塗っていたら白に塗っていましたよ、絶対。

なんか、いろんなことが結果的には上手く進みました。

リノベーションから引っ越しにかけての2月、3月ごろ、私は本当に毎日イライラ、ピリピリしていました。思うように進まないリノベーションや、のんびりタイプの旦那、そしてありえないタイミングでの旦那の誕生日会とかが重なり本当にイライラした日々でした。

ここが日本なら私がサクサク進めるのに・・・と、のんびりする旦那には腹が立って仕方なかった。今思えば旦那も旦那なりにやってくれてはいたのですが、もっとサクサクやってよー!ってそればっかり思ってました。

もし私が本領発揮して(笑)、すべて進めていたらきっと玄関の照明は今も悩んで結論が出てないだろうし、収納はPAXになっていて組み立てで大変な思いをしただろうし、玄関は素敵なグレーにはなってなかっただろう。のんびりすることもたまには役立つんだな、と思ったのでした(笑)。

なんでも急いで決めてしまうより、ゆっくり時間をかけて、ましてや家なんてものは住んでみないとわからないし、住んでから一つずつ解決していくのもありなんだな、と今ようやく思います。

まだまだやるべきことはたくさんあるけれど、検証して考えて妄想して・・・きっとどこかでまた別の案が思い浮かんだり、今回の家具職人さんのように何かいい出会いがあったりするんだろうなーと思えるようになりました。2月3月のピリピリしていたころの私に言ってあげたいぐらいです。

本当に少しずつゆっくりだから、10年計画とかになりそうだけれど、住みやすい家にしていければなーと思います。





☆考えに考えた結果の玄関照明

Category : 家探し・リノベーション・引越し

オリンピック開会式。ドイツの旗手はTimo Bollでした!え?知らんって?ドイツの有名な卓球選手ですよ!旦那にとっては憧れのスター選手!彼が旗手に決まった時、旦那が大興奮でした(笑)。

夜中だったから開会式を録画して今朝見ました。国旗を持ってるTimo Bollを見たらなんか私が泣けてきた(笑)。何故かわからないけど、うるうる。旗手に決まった彼のインタビューとかもラジオで聞いたりして、本当に嬉しそうだったし、彼の事は私のドイツ生活の中では、かなり長く知ってる選手だし、これまた人柄もいいし。国旗を持つTimo Bollの嬉しそうな顔を見たら感動しちゃったわ。

それにしても、世界にはいろんな国があり知らない国もまだまだあるなぁと。どこ?ってネットで調べたり。ファッションチェックもたのしい。パラグアイの女性のユニフォームというか普通に可愛いお出かけ着でしたけど、赤いブラウスが可愛かったな~!

さてリノベーションの話を少し。

【前説:ドイツの家の照明は入居時には通常ついておらず、3本のケーブルが天井からぴょろーーんと出ているだけです】

新居の玄関エリアにはなぜか照明がついていませんでした。照明をつけるケーブルが天井にありません。その理由はわかりませんが、普通は玄関ってライトがありますよね・・・なぜ・・・。玄関という玄関エリアではなくダイニングに続いているのでダイニングの照明が玄関も兼ねるとでもいいたいのかなあ・・・。玄関にはどうしても照明がほしい、暗い玄関とかいやだし・・・。旦那はコンセントに差し込めるセンサーの電気にしようとか、電池タイプの電気にしようとか適当な案を出すのですがどれも明かりの強さには欠けるし、そんなの玄関の照明じゃない!と私は納得できず。

解決策もないまま引っ越し、生活をはじめるとやはり玄関の暗さは悩ましい。

玄関にいくつかスイッチがついていてリビングやダイニング、キッチンの照明をつけられるようになっています。でもスイッチが一つ余っています、どこのだろう・・・。

キッチンを解体していくと、キッチンには照明用のケーブルが2か所から出ていることが分かり、1か所は使われていませんでした。以前のキッチンは壁の上に壁を作っていたので、そのケーブルは壁に押しつぶされていて、本当に使えるケーブルなのかどうなのか・・・。とりあえず掃除してきれいにしてケーブルの先も整えて、そしてそこに電球をつけてみたら、玄関のスイッチで点灯!おおーーー!!

キッチンに二つも照明はいらないので、玄関の壁の逆側にあるキッチンの照明のケーブルをどうにかして玄関に延ばせればいいのいな、と。そうすればスイッチは玄関にあるし!

そこでひらめいた!壁に穴をあけてケーブルを通せばいいんだ!玄関に入ったところの物置にコンセントをつけるようにマイスターが電気ケーブルをつけてくれました、その電源は壁に穴をあけてキッチンから。つまりそれと同じように壁に穴をあけてケーブルを通せば電気が点く!!!

って分厚い壁にサクッと穴が開くわけでもなく・・・・、マイスターに工具を借りに行って旦那が頑張って開けました。

で、やってみました。穴だけ旦那に開けてもらいましたが、ここからは私一人で。

こちらがキッチン側にあるケーブル、白くてよく見えませんが天井から出ているケーブルを長いケーブルにつないだりとあまりきれいな見栄えではないのでそこを専用のカバーで保護。丸い白いのが保護カバーです。そこからケーブルが出ています。

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そのケーブルをキッチンの棚の上の隅っこに見えないように這わせました。そして穴から玄関側にケーブルを通し、

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そして照明を!

じゃーーーーーん!

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ケーブルが見えてしまうのは仕方ないのですがそれでも玄関にスイッチもあるし、あー満足。

もう、めーっちゃ考えました。どうやったら照明がつけられるか、ずっとずっと考えてこれが思いついた時には本当に自分で自分をほめてあげたいぐらいでした。

玄関の物置に大きな収納クローゼットを置く予定だったのですが、それがなかなか決まらずダラダラしていたのでいまだに何も置いておらず、でもだからこそ壁に穴をあけることができました。すでにクローゼットを置いていたら無理でしたからね。

で、次はその収納エリアについて書きたいと思います。





☆つ、つ、つ、ついに!!

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つーいーーーーにーーーーー!

キッチンの換気扇が付きました(笑)

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長かったな・・・、オーダーしたのは1月とかだったような気がするんだけど・・・。いろいろあったけど色々ありすぎてなんか感慨深い。一つ一つゆっくりと完成していくのも悪くないけど、落ち着かない。

この換気扇の右側にオープンの棚をつける予定ですが、それもまたひと悶着。またいつか書きます。

そしてこの週末は、やっと、やっと、やっと電気をいくつか付けました。裸電球で生活していたのですが、ようやく少しずつ。

子供部屋(屋根裏なので斜めの天井のため吊り下げタイプは断念)

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寝室(こちらも斜めのため子供部屋と同じシリーズのランプですが、明るくある必要はないので2つのものを)

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廊下。ここもまた斜めなのでスポットタイプ。こちらも子供部屋、寝室に続き同じシリーズで統一。

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たったこれだけのことなんですけどね、時間がかかるんですよ。まずはどれにするかで悩みまくる旦那、オーダーしても入荷待ちとかですぐに来なくて、届いたはいいけれど天井に穴をあけて、ちょうどいい感じの取り付けるネジがなくて買いに走ったり・・・スムーズには行きません。

だからこそこの3つのランプがついたのと、換気扇がついたというのはものすごい進歩です。

玄関のランプもあとはケーブルの接続のみ。

肝心のリビングはまだ買ってもいません。もともとついていたランプ、かなり古いので買い替える予定ですが、どんな感じか外してみたりしたので・・・天井から飛び出てるし。

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ここも斜めの天井。はめ込み型のスポットライトの予定。めっちゃ高いところについているので前のオーナーさんが置いて行ってくれて邪魔だった4メートルぐらいある脚立を、引っ越しの時に業者のお兄ちゃんたちにお願いして地下ケラーにもっていってもらったのに、ここで必要になり先日旦那と二人で地下から運びました、大変でした・・・。

でも、ランプもついたし、換気扇もついたし、なんか大きな一歩だなーと思って、そして今週、来週とちょこちょこ来客もあるので、ここで、つ、つ、つ、つ、ついに!!

キッチンの保護シートを外しましたーーーーー!ついに日の目を見た白いキッチン!もうこれから先ずっと水色キッチンかと思っていましたが、ついに白くなりました!

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娘が端っこのほうを遊んで剥がしてたので、保護シートもボロボロになっていたのもあり。

でも、まだ一部水色です。ハイツング(暖房)を撤去するまでは引き出しがハイツングにぶつかってしまうので保護しておきます。

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その水色の引き出しの奥にケーブルが壁にありますよね、これも色を塗りたいしそのケーブルの出ている壁は大きな穴が開いていてそれをふさぐ作業をしているところです。

本当に、一歩ずつです。一気に完成すると楽なんだけれど、こうやってちょっとずつ出来上がっていくのも、なんか新鮮な気分が味わえるから悪くないと思いますけど、なかなか進まないもどかしさというか苛立ちというか・・・。ハイツング撤去待ちの引き出しも、いい加減、完全に開けたいんだけどみたいな。

日本だったらこんなリノベーション、ものの数日で完璧にやってもらえるんでしょうね・・・。





☆新居のキッチン「作業台の照明」

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キッチンには普通、作業台に照明がついていますよね。手元が暗い時に使う照明。以前のキッチンはものすごい日当たりがよかったのでほぼ使うことはなかったのですが、今回のキッチンは北側なのでちょっと暗め。作業台の照明は必須です。

これもね、こんな普通についている照明のことなんて考えたこともなかったけれど、結構大変でした。ずーっとずーっとずーっと悩んでいろいろ見て調べて買って返品して・・・とかいろいろ。

何が問題だったかというとコンセント。

多くのキッチンでは換気扇やこの作業台の照明のためにコンセントが壁の高い位置、天井近くについていることがほとんどのようですが、うちのキッチンにはありませんでした。換気扇側にはあったのですが、流し台側にはありませんでした。っていうかそんな場所にコンセントがいるなんてふつうは思いつきませんよね。

IKEAのキッチンにはIKEAの作台用の照明が売っています。これとても高性能で作業台のみならず棚の中に扉を開けたら自動で光るようにするランプとか引き出しの中のランプとかいろんな照明をつけることができる「基地」みたいなのがあってそこにプラグを差し込んでたくさんの明かりをつける感じです。ただその分ややこしいし、その「基地」みたいなサランラップの箱を薄く半分にしたぐらいの装置をつける必要があります。その装置はおそらくですが、壁につける棚の後ろとかに設置できるようになっているんだと思います。

すでに棚をすべて作ってしまったし、今からでもできないことはないけれど、コンセントの問題も出てくるしで、IKEAのランプは買ったものの一旦返品。

また、たいてい棚に穴をあけてねじで設置するタイプですが、両面テープで固定できるものがいい。もう穴をあけてねじを・・・っていうのめんどくさい。設置用の穴が開いているわけではないので穴をあけるところから始まるし。

接着で設置できるもの、コンセントがないので、電池で使えるものを探していましたがなかなかこれというものがありません。電池の場合はやり馬力が小さいのか作業台には向かないという口コミが多かったです。

やはりコンセントから電源が取れたほうがチョイスも多いししっかりした明るさ。でもコンセントがないし、いったいどうやって・・・と悩む悩む。

唯一あるのは流し台の下のコンセント、食洗機用に親方がつけてくれたもの。このコンセントを二つに分けて使えるかも?と思い、その方向で進めていきました、が、そうなるとコードが長くなければなりません。コードも長さも長いものは3メートルぐらいあるし、短いのは本当に短い。

ほぼすべてのホームセンターをめぐり、ネットも見尽くしてあきらめかけていたころ、探し求めていた照明に出会いました。

30センチ、50センチ、80センチ(だったかな?)3種類の長さのLEDでそれぞれ専用プラグでつなげて好きな長さにすることができます。スイッチもリモコンタイプや手元で押すボタンなどを選べ、暗いのから明るいのまでつまみで調整できたり、そういう機能や長さを好きに選べるなんとも素晴らしいもの!取り付けは金属のクリップをネジで固定してそこに電気を設置します。クリップは構造的に両面テープでも可能っぽい。電気が白くて薄くて軽いというのもいい!

結果、大正解!

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棚は160センチの横幅があるのですが、そのほぼすべてをカバーするように照明をつけることができました。洗面台の上の一番よく立つ位置でスイッチを入れることができます(リモコンは不要なので私はボタンで直接つけるタイプを選びました)。



ただし、コンセントまではどうしてもケーブルが出てしまうので、このようなケーブルの入ったKanal(日本語で何というのかな?)がありますが仕方ない。

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すごく細いケーブルなのでこのKanalも探して探してなるべく目立たないように一番細いものを。

棚の下はこんな感じです。

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私の知恵と技術ではこれが精一杯。もっともっとかっこよく出来るのかもしれませんが・・・、まっ、あまり見えないし。

とっても明るくて作業もはかどります。ここまで明るい必要はなかったのかもしれませんが、実はキッチンに壁を作って一つの独立した空間にしたため、天井につけるランプを供給する配線がキッチンの真ん中になく(これはまた別の機会に書きますね)、それでもなんとか真ん中には持ってきたのですが、そのランプをつけるスイッチがキッチンの近くにないのです。わざわざ逆にまわって玄関にあるスイッチでようやくランプをつけることが可能。なのでキッチンですぐに明かりをつけたいときにいちいちぐるっと回って逆側のスイッチを押しに行く必要があり、面倒。

なので手元でつけられる作業台の照明はかなり使うことになりそうですし、キッチン自体の照明をつけていなくても十分作業できるぐらいの明るさがほしかったんですよね。

とりあえず、すべての希望が叶った感じです。これは、本当にかなり考えました。





☆新居のキッチン「 IH・シンク・作業台」

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キッチンの続き。

前にも書きましたが、コンロを「ガス」にするか「電熱型」にするかで旦那と意見が分かれました。結局、私のガスにしたい意見は通らず・・・。

結果としてIHになったのですが、以前の家にあった、コンロの表面が赤くなって熱くなる電熱タイプのものと勘違いしていたことも書きましたけど、結果、IHにしてよかったなと今は思っています。

お手入れも楽だし、タイマーとかついているので使いやすいです。調理できる場所は4つありますが、左の二つは縦につなげて大きなお鍋でも使えますが、そんなお鍋は持っていませんけどね。すぐに熱くなるのもいい感じです。IHにしたことで使えなくなったお鍋は一番安かったテフロンのフライパンのみ。他はすべてIH対応でした。

このIHと下のオーブンはIKEAのものです。上に見えている換気扇は別途Amazonで購入しました。

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キッチンの壁に換気扇用の穴が開いているので外に換気できます。以前のアパートは通気口のないただ換気扇が回っているだけのタイプでした。

このコンロの表面から換気扇までの高さも推奨されている高さがあります。IHよりもガスのほうが換気扇までの距離を取らなければなりません。つまり、もしIHではなくガスを選んでいたらこの換気扇はもっと高い場所につける必要がありましたが、実は通気口として空いている穴が低めの位置についていたのでもしそうだったら結構面倒な展開になっていたのですが、妥協とはいえIHを選んでいたのでその問題は大丈夫でした。そんな穴の位置とかもいろいろあるんだなーと勉強になりました。

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作業台の奥行が72センチではあるものの、このIHは60センチの作業台につける大きさのものです。IHも流し台も、つけるのは下の棚との都合上、60センチの作業台だとちょうど中央ですが、72センチの作業台では手前につけることになります。つまり奥に少しスペースがあるんです。写真では何も置いていませんが、調味料など十分に置けるスペースがあります。

こちら流し台。

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水道は前のオーナーさんのキッチンについていたものが新しかったのでそれを引き継ぎました。何もかも新しくしてたらお金がかかるだけですしね・・・。

流し台もIKEAですが、これ、結構傷がつきやすい・・・・。新しいのにもう古い感じがします。素材の問題でしょうか。もし今後IKEAのキッチンを作る方がいたら流し台は別のもので検討されたほうが良い気がします。

流し台の下の棚は幅80センチのものにし、この流し台も一番大きなサイズです。ドイツのキッチンの流し台ってホント、小さいのが多くてお鍋もろくに洗えないようなものがたくさんあります。ここは私のどうしても実現させたかった部分です。

この横についているプラスチックのざるのようなもの、これもIKEAのものです。

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食洗機を使うので、あまり手洗いはありませんが食洗機対応ではないものや、ちょこちょこ洗ったものをここに置いています。これは確か2ユーロ程度のものでしたが、私が選んだ流し台と同じシリーズでもこのタイプの穴の開いた入れ物が販売されています。そちらは30ユーロ近く。

そのほうが統一感もあるし、重さもありしっかりしているので迷ったのですが、

本当に使うか?、重たいと洗うのが面倒では?、古くなったら(価格的に)買い替えられるほうが良いのではないか?

などなど考えた結果、安いほうのにしました。食洗機対応なので、汚れたらすぐに洗えます。私はもっぱら食器やグラスなどを洗った時用ですがお野菜の水切りなどにもいいかもしれません。

洗剤を置いているのは日本で買いました。こんなすっきりしたのドイツにあんまりありません。作業台が木なのでなるべく板の上に水分のあるものを置きたくないので壁につけました。

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中の白い洗剤の容器は無印(一つはハンドソープ)。シルバーの容器はKEYUCAです。無印にも同じような容器があったのですが、ちょっと浅くて落ちそうな気がしたので別のものを探してKEYUCAのものにしましたがこれがぴったりでした!真ん中のブラシ受けに使っているお皿は昔から持っていた四角い小皿、これもぴったりはまりました!

吸盤で壁にくっついているのですが、タイルだと吸盤がちゃんとつかないので吸盤をつけるために貼るシールを貼ってその上に吸盤をつけています。シールはDAISOです。100均、あっぱれ!

作業台は本物の木です。水場に「木」はどうかな、という気持ちもありましたが、はやり木は素敵。オイルを塗って、時には削って手入れをする必要がありますが、手入れさえちゃんとすれば味が出てくると思います。きっともっともっと濃い色になっていくのではないでしょうか。オイルケアは半年に1回。ちょうど夏時間が始まるときに設置したので、今後は夏時間と冬時間が入れ替わる時期を「木のお手入れタイミング」と考えています。






☆新居のキッチン「コの字はやめた!」

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新居(とか言いながらもう引っ越して3か月以上・・・)、一番大きなリノベはキッチンでした。キッチンを自分で作るって特に日本ではあまり無い体験かと思いますが、いい勉強になりました。こういうことに困るんだーとか、こういうことになるんだーということとかそういう部分も含めてちょこちょこ書いていければと思います。

何度も何度もIKEAに通ってキッチンプランを立てて、自分たちで一から組み立てたキッチン。詳しくは過去の記事をご覧いただければ、どれだけ大変だったかわかるのですが、

これが、もともとのキッチン。前のオーナーさんが住んでいたころです。

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真っ赤なキッチンに、変な壁が立っていました。このキッチンも壁も床もすべて解体するところから始まったキッチンリノベ。

過去の写真の再掲載ですが、床を作っているところ。

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大量に届いたキッチンのパーツ。

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親方により壁と床のタイルが敷き詰められ、キッチン組み立てスタート。

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引き出しは私一人ですべて組み立てました。

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新しいキッチンの写真はまだありませんが(だってまだ水色ですものー)、元のキッチンとはすっかり変わりました。

こちらが古いキッチン。

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上の写真からも分かるように、コの字型のキッチンでした。

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ガスやオーブン用のコンセントの位置、排水溝の位置などは変えることができないので、向かって左にコンロとオーブン、右にシンク、食洗機というのは変えられません。

このようにコの字型にすると、作業エリアも沢山とれるしその分、収納も増えます。でも私はこのコの字になったときの角が作業エリアとしては使いにくいと常日頃から思っていました。以前のアパートのキッチンもコの字で角は結局コーヒーメーカーを置いたり、ものを置く場所になってしまっていました。そしてコの字にした場合、作業台下の収納がこれまた使いにくくなります。

通常このようなコーナー用の収納になり、取り出しやすいようにぐるぐる回る台がついていたりします。

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これ、収納という面ではかなりデッドスペースです。ぐるぐる回る台をつけると無駄な空間が多い、回る台をつけないということも可能ですが、そうなるとL字になった棚なんて奥のものは取り出すのも大変なのでほぼ使わないものしか置けません。

このコーナー用の収納(Eckschrank)がコの字キッチンの場合、コーナーの2か所につくわけです。キッチンが大きいならいいのですが、そこまで広くないので少しの収納の無駄も無くしたいんですよね。なので私はこの角を作るのが嫌で嫌で、コの字ではなく、左側と右側のみを直線のキッチンにすることに。

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窓側に作業スペースがなくなるのを旦那は反対しましたが、キッチンは私のテリトリーであり、日ごろ料理をしない旦那に反対される筋合いはないし、旦那は「見た目が良い」という理由だけでコの字にしたいと言っていたので、収納のことか角がデッドスペースになることとか何もわかっていません。ここは私の意思を通させてもらい、コの字はやめました。今後この上の写真に写っている窓の下にあるハイツング(暖房)は撤去してもらう予定です。

これは引っ越して3か月以上たつ今も、正しい判断だったと思います。作業台は壁まで隅々まで使えるし、収納もすべて手が届くので無駄がありません。コの字ですべての壁が作業台になっているよりもすっきりしてより広く感じます。

コンロと流し台が逆側にあるのでお料理中はクルクル動き回る必要があるため、その動きを考えた場合、中央の空間が広すぎても使いにくいので、少し縮めるために通常は奥行きが60センチである作業台を72センチのものにしました。左右それぞれから12センチずつ、計24センチ近づいたのでくるっと振り返って1歩踏み出すぐらいで作業ができるので動きやすくなりました。作業台の下の引き出しや棚は奥行き60センチのものなので手前に設置しているため棚の奥は空洞になっています。旦那も親方も「そんなことしたらキッチンが狭くなるだけだ!」って言いましたが、キッチンの狭さよりも、調理中の動きやすさのほうが私は大切だったし、これも大正解だったと思います。また、この作業台の奥行を深くしたいというのもそもそもの希望でした。少しでも作業スペースを広く取りたいので。たった12センチ深いだけで全然違うんですよね。

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ただ、IKEAでもどこでも60センチ(IKEAは63センチ)が作業台の基本の奥行なので、既製品は使えず、特注になってしまいます。私たちは板の部分は別の会社でオーダーしました。結果IKEAで同様の素材の板を特注するより安くつきました。

ということでキッチンの形についてでした!またキッチンについてはちょこちょこ書きたいと思います!












☆玄関の壁の色とHAYの椅子

Category : 家探し・リノベーション・引越し

新居の玄関は、玄関!っていう場所がなく、扉を開けるとすぐにダイニングになります。できれば廊下とかがあったほうが玄関らしくていいのですが、仕方ありません。

もともとドイツの家には「玄関」という日本みたいに段差があって「ここで靴を脱ぐ!」という場所があるわけではないので、なんちゃって玄関になりますが、靴を脱いで生活している場合は、なんとなく「ここまでが土足」というエリアがきっとどこの家にもあるのではないでしょうか。

今回、私たちはそういう「一応ここまでが玄関」という雰囲気を出すために、壁の色を変えました。ダイニングに続いている壁ですが、途中で色を変えました。

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ね、ちょっと区切りになってよくないですか??玄関をグレーにしました。グレーにするのは決めていて、旦那が選んできたペンキですが濃さも気に入っています。

白い扉とかもグレーに映えるし好きな色です。

靴を履いたりする用に椅子を置いています。荷物をちょっと置いたりもできるし。この椅子、HAYの椅子"About a chair"なんです、ちょっと背伸びして買っちゃいましたが、展示品のため半額です(笑)。

食卓の椅子が4つしかないので、お客さんが来て椅子が足りない時に使えるように、食卓にも合う椅子にしました。ちなみに食卓の椅子を買ったお店と同じお店で買いました。

もともとは色のついた椅子を買おうと思っていました。壁が白いから色があったほうがいいかな、と。でも白い椅子を買ってしまったので白い壁に白い椅子がぼやけてしまって、それもあって玄関の色を変えようと決めるきっかけになりました。

椅子を買ったのは引っ越してきてからなのですが、もし入居前にペンキ塗りをしていたら白で塗っていただろうし、そのあとはもう面倒で塗り替えるのも・・となっていたと思いますが、ペンキ塗りが遅くなったのでこの色で塗るようにお願いできたので良かったです。

まだ靴やコートを収納する家具が設置されていないので玄関はごちゃごちゃしています。設置されてない、というかまだ買ってもいませんけど。いつになることやら・・・。








☆インターホンを変えました!

Category : 家探し・リノベーション・引越し
家の中で来客時のピンポーンを受けるインターホン。どこの家にもついていると思いますが、ベルが鳴り、受話器を取ると外にいる人と会話できて、手元のボタンで玄関の扉の鍵を開ける、というもの。

あんなの今まで住んでいたアパートでは気にも留めてなかったのですが、新居のインターホン、おそらく最初からついていると思われ25年物。当初は白かったであろうものが、変色して黄色くなっています。「そのインターホンを新しくする」と旦那が言い出しました。

私の中でそのインターホンを交換するということ自体、考えてもいなかったのですが持ち家となればやはり交換するのも私たちの役目。せっかくだしこの機会に変えてしまってもいいかなと。でもただ白くなるぐらいじゃ別に今のでもいいし・・・と思っていたら、あらまあ!とってもかわいらしい私の好きな感じのインターホンがあるではないですか!

っていうか、インターホンって建物全体につながってるものだから、勝手に変えていいのか?と思ったのですが、それは良いらしいのですが、メーカーが決まっているので固定のメーカーでしか変えられません。

旦那が調べたところによると、うちについているメーカーは超老舗らしく、おそらく昔は独占しまくっていたのでは?というほど有名な会社のだそうです。その後、最近の新築などでは違うメーカーもどんどん入っているし、機械自体ももっともっと安いのですが、私たちの家のメーカーの価格は強気。そりゃ他社にしたくても簡単にはできないから、価格は強気でいるはずですよね。足元みられています。

新築ならカメラがついていたりもっと素敵なインターホンなのでしょうが、私たちができるのは受話器を交換することだけなのでシステム自体を変えることはできません。

旦那がホームセンターで買ってきました。っていうか、ホームセンターに普通に売ってるのね・・・。さすがなんでも自分でやるドイツ人です。

で、古いインターホンをまず分解。

なにこれ・・・・・。なんか時限爆弾みたい。そして、なんだこのめっちゃマニュアルな感じ・・・。

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壁からたくさんのケーブルが出ています。きれいに外すとこんな感じ。

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このあたりの壁はグレーにしたのですが、もちろん受話器の向こうは元の白い壁。新しい受話器は一回り小さいので、設置の前にペンキ塗りからですよ・・・。写真からも分かるように、古い受話器と壁のちょうど境の部分はペンキがたまって山になっています。まずはそれを削って平らにして、それからペンキを塗って乾かして・・・、長い道のりです。そしてそんなことも普通にする自分たちにも笑えます。こういうのって業者さんがするものだと思ってますからね。

どの色のケーブルがどこに入っているのかとか写真を撮ってメモもしてそれで新しい受話器を設置しましたが、まあ予想はしてましたが動きません。だって新しい受話器は全く違う構造をしているし、何が何だか・・・という感じです。旦那が2日間頑張って、ようやく設置終了。

しかもうれしいことに、今まで「ブー」ってびっくりするぐらい大きな、嫌な音が鳴っていたのですが(ドイツではよく聞く音ですけど)、それがピロピロ~と可愛い音になり音量調整もできるようになりました。

私が気に入った受話器がこれです!

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かわいくないですか?私は気に入りました!ボタンのところの色遣いがとってもツボ!

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ドイツメーカーらしからぬハイセンスな感じがいいし、もうシンプル・イズ・ベストっていう感じ。

古い受話器と比べてみました。

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全然違う~!かわいい~!

左下に写っているのが電気のスイッチなのですが、これも近々変えようか・・と話しています。もちろん自分で(笑)。ホント、今回のリノベではいろんなことが自分でできるということを学びました。もちろん時間はかかってしまいますけど、自分でできれば壊れた時も修理もできますしね。













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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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