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☆移植3回目に向けて、先生との面談

Category : ドイツで不妊治療
KWZに行って来ました。2回の顕微授精を終えての面談。

1回目 ホルモン補充・採卵⇒2個移植⇒判定前に生理
2回目 凍結胚の移植(2個)⇒判定前に生理

現在凍結胚なし。

という状況です。
先生と話し出したら涙が出てきて泣いてしまいました。
先生は「落ち込んでもいいんだよ、泣いてもいい、悲しんでもいい、でも望みはあるから!」と。

過去の2回を見ても、私の卵の状態は完璧だそうで
個数も、育ち方も完璧なんだそう。

先生は3回目までこのままやって、それでも駄目なら私のほうの検査をするとのこと。
確かに今まで私は何の検査もされていません。
旦那のほうに原因があることがわかったのもあって、
私のほうは何も調べられず、通常の治療の中では問題が無いという状態。
保険でカバーされる検査だそうで、今は最初の治療前の段階では
調べることは出来ない(禁止されている?)ものだそうです。

次はまた自己注射に採卵・・・。
先生は次の生理が来たらやりましょうって言っていました。
ちょっとお休みしたほうがいいのかなと思いつつ、
頑張りたい、1日も早く子供が欲しいとも思いつつ
でも、また駄目だったときのことを考えるとちょっと恐怖で・・・。複雑な気持ちです。
3回目が駄目だったらショックは大きいだろうな・・・。

旦那も私が次の周期で採卵、移植できるように精子の凍結に通い始めました。
まもなく旦那も新しい職場での仕事が始まるのであまり仕事の邪魔もしたくない。
仕事に集中させてあげたいし、本当は前回妊娠していれば一番よかったんですけどね。

4月に3回目のトライをして、もし上手く行ったら出産は1月。
2015年になってしまいます。私も37歳か~。
36歳でママになる希望はあっけなく終わってしまいました(笑)

旦那の中では奇数の年にいいことがあるらしい。
私と出会ったのも結婚したのも奇数の年。だから奇数の年にいいことあるよ!って。

なかなかすんなりと行かない私たちの子作り。
旦那は大学で苦労したらしく、いろいろ大変だったけど最後には上手く行った
色んな女の人に苦労したけど、最後にはいい女性に出会えた(私のこと♪)
僕の人生は何事もすぐには上手く行かないんだよー、でも最後には最高の結果が待ってる!
と言っていました、だから子供のことも上手く行かないのが僕の人生だって。
でも最後には上手く行く気がするから!と言ってました、励まそうとしてくれたのかな。

信じてるよー、その言葉。





☆涙が止まらなかった1日

Category : ドイツで不妊治療
まだまだ落ち込んでしまったり、ふと泣いてしまったり
気持ちの上がり下がりが激しいです。

今日は友人の次男君の洗礼式に招待されました。
長男君が生まれた頃に私は旦那と結婚して、すぐに子供が欲しくて
なかなか出来なくて生理が来るたびに泣いていた頃に、この次男君の妊娠の報告を聞きました。
その場ではおめでとうって言ったのですが、バイバイした後旦那の前で号泣。
そんな次男君ももう8ヶ月。ほんと月日だけが無駄に流れている気がしてなりません。

今回の移植、結果が駄目だったとわかって以来、母が何度もメールをくれます。
落ち込むな、前向いて、ポジティブにって励ましてくれます。
娘が思いつめて精神的に駄目になってしまったら孫が出来ない以上に苦しいのよって。
マイナスエネルギーばかり貯めてたら子供も授からないよって。

そんな母からのメールに涙する日々の中での今日の洗礼式。
教会は子供ばかりでした。友人夫婦に2人、その兄弟夫婦に2人の子供がいて
他にも子供がいる人たちが来ていたので、嫌でも目に入る子供達。
そんな雰囲気の中、洗礼式が始まり、牧師さんがみんなの前で
「またこうして家族が一人増えたことを嬉しく思います!」って話し出しました。

家族が少しずつ増えていく、それって当たり前のことなんですよね。
でもそんな当たり前が私たち夫婦には出来ない。
旦那には兄弟がいないので、甥っ子や姪っ子が生まれるでもなく
私の周りは全く家族が増えません(私の弟も結婚なんていつのことやら・・・)

孫が4人も出来て嬉しそうな友人の義理両親。
私たちは自分の親に孫の一人も抱かせてあげられない。

なんか嬉しそうな一家を見ていたら悲しくて辛くて洗礼式の間ずっと考え込んでしまって
牧師さんの話も聞けなかったし、聖歌を歌う気にもなれなくて
友人には本当に本当に申し訳ないし、友人家族にはなんの罪も無いんだけど
まったくお祝いできる気持ちではなく、「おめでとう」ってのも口先だけ。
もうほんとその場から1分も早く抜け出したかった、帰りたかった。

教会を出て旦那と2人になってから涙があふれてきて、
旦那は「また次頑張ろうね」って言ってくれるけど、一体何を頑張るの?
簡単に次っていうけど、大変なのは私なんだからそんなに簡単に言わないで!って思ってしまって
(もちろん旦那には言わなかったけど)孤独で悲しくて涙が止まりませんでした。

ちょっとタイミングが駄目だっただけなんですけどね。
あと1週間もすればきっとケロっとするんだろうけど、治療結果が出てからまだ早すぎた・・・。

その後、みんなでレストランで食事会でしたがその時は立ち直って笑顔で楽しい時間を過ごせましたが
最後にみんなで集まるのはまた次の洗礼式かな?なんて冗談を言いながら別れたときも、
そんな楽しい別れ文句が言えるなんて、幸せな人たちだなって思ったらまた悲しくなって・・・。

ほんと自分の性格が嫌になる、、、ブラックな私がいます。
今の私、マイナスオーラがメラメラしていると思う。

早く次の治療に進みたい気持ちとは裏腹に
また妊娠できなくて嫌な現実を突きつけられたときに落ち込む自分を想像すると、
治療に進むのがちょっと恐怖でもあったりします。
でも治療しなければ赤ちゃんはやってこないのにね。この矛盾した気持ち。

今日は本当につらい1日でした。

















☆またまた妊娠判定前に生理

Category : ドイツで不妊治療
2度目の胚移植、ついに明日が判定日!
だったのですが、D32にて生理が来ました・・・。
今回は判定日まで持ちこたえるかなって思ってたんですけど。また今回も駄目だった・・・。

着床出血かと思われた出血もあったのに・・・。
願いをかなえてくれる黒いマリア様にもお願いしにいったのに・・・。

現実は厳しいですね。
今日は日曜日で旦那も家にいたので、一通り泣いて持ち直しました。
ものすごく悲しくて悔しくて・・・・でも「泣いても意味ない」ってこともわかってるし
一通り泣いて前を向こうと。

でも次回はまた採卵からだと思うとずっしり心に重たいものがやってきます。
旦那も転職して思うようにKWZに行けるかもわからないし
この先どうなるのかな・・・という不安があります。なるようにしかならないけれど。

36歳でママになるのも現実的に不可能になりました・・・。
36歳で双子でも出来たら、もう一人!って思いもあったのですが・・・。
そんな簡単にはいきませんね。

私たちの未来の子供ちゃん、どこにいるの~?いつ来てくれるの~?





☆周囲に気を使わせていた私

Category : ドイツで不妊治療
今回の移植後の日々は、仕事が忙しくあっというまに過ぎていきます。
今日は土曜日、週明けの月曜日が判定日です。
バルセロナのパワースポットで出血があった以外はなんの変化も無く
全くなにも体の変化を感じない日々です。

先週、出張で泊まったホテルがものすごく乾燥していて喉をやられました。
昨日は朝から頭痛、いつもの偏頭痛です。いつもならすぐにアスピリンを飲みますが
一応念のため飲まずに自然治癒、そうしているうちに寒気や喉の痛みが悪化して
思いっきり病人になってしまいました。
妊娠超初期症状で風邪っぽいとか通り越して、寝込むほどです・・・。

話は変わりますが、私は母との連絡はほとんどメールです。
母はブログを読んでいるので大体の私のことは伝えているつもり。
結構メールは頻繁にくれる母ですが、最近めっきり返事がありません。

返事が無いことは構わないのですが、何かあったのか逆に心配で
一緒に住む弟に母の事を聞いても「元気そうやでー」っていうし。
でも母なら絶対に返事をくれそうなメールを送っても返事が無かったので
弟に昨日もう一度連絡してみたら、相変わらず母は元気らしい。

でも弟から
「姉ちゃんの妊娠のことは、無駄に期待したくないからあんまり聞きたくない
みたいな事を一度言ってた、だからメール読んでないのかも」って。

メールを本当に読んでいないかは別として、
この弟のコメントを読んで、なんか母にものすごく心配をかけている自分がいて
母も孫を待ち望んでるんだなってことが伝わってきてすごく辛かった。

私は母に、母だからこそ何でも話せるし何でも伝えてたし、
でもそれが逆に母に辛い思いをさせてたとしたら申し訳なかったなって。
治療のことは内緒にしておいて、いつか子供が出来たときに
喜ばせてあげるってことでもよかったのかも、と。
いまさら後には戻れないけれど、ちょっと色々と考えた弟からのメールでした。

そしてもうひとつ。
私には本当に信頼できる同僚がいて、彼女とは何でも話します。
彼女も自分のことを何でも話してくれる。
国籍も肌の色も違うけど、ものすごく分かり合える同僚がいます。

その同僚と先日出張が一緒だったので治療のことを話しました。
ずっと私が子供を望んでいることを知っていていつも心配してくれているので
ちゃんと治療して向き合ってるよってことを伝えたくて。
そしたら、その同僚がとある話をしてきました。

実は前回1度目の移植で、妊娠判定前に生理が来てしまった日(ちょうど会社は休み)
家で号泣している私に追い討ちをかけるように別の同僚が妊娠報告をしてきました。
妊娠した同僚と、信頼している同僚、私の3人はよく仕事でも一緒になるし
治療の話こそしていませんが、その妊娠した同僚もまた、
私が子供が欲しくてもなかなか出来ないということは知っていました。

彼女が妊娠を会社のみんなに報告する時、
私にだけはみんなより先に個別に報告したいってずっと言っていたそう。
そして私の気持ちを考えるとあまり喜びを表に出せないと言っていたようです。

もちろん私はそんなことも知らず、でも同僚の妊娠はよかったなって思ったし
ただただタイミングが悪かっただけで・・・。
同僚にもこうして私に子供が出来ないことで、気を使わせてたんだ・・・。

別に不妊治療のことを大きな声で言う必要は無いけれど
私自身はそこまで「内緒」という気持ちではありません。
ただ、言うことで回りに気を使わせてしまうことが嫌なので、あえて言いません。
ただ、「子供は?」って言われたら「欲しいよー、ものすごく欲しい!
でもなかなか簡単じゃないよねー」っていうノリでいつも答えています。

でも「子供が欲しいのになかなか出来ない」という事実だけでさえも
周りの人に気を使わせているんだと思うと、子供が欲しいって気持ちすらあまり前に出さずに
「いずれ出来たらいいな~」ぐらいで留めておけば誰の気も使わせずに済んだのかもしれません。
センシティブな話だからこそ周りへの配慮がもっと必要だったなと改めて考えさせられました。

子供が出来ないことで色んなことを学びました。
どれも将来の自分には必要な学びだったのかな、そう思うと子供を待つこの日々も
無駄じゃないと思えます。










☆マリア様にお願いしました

Category : ドイツで不妊治療
いつものブログに書いたとおり、バルセロナに旅行に行きました。
2月28日に凍結胚の移植、3月1日こそゆっくりしたけどその翌日から旅行です。

本当はゆっくりすべき時期なのかもしれません。
旦那は旅行に行きたいって言ってたけど、私は今ひとつ乗り気じゃなかった。
移植直後だし静かにしていたい・・・。
だけどモンセラットにある黒いマリア像の情報を見つけてしまって、そこに行けるなら!って思って。

パワースポットだし(って、そもそもパワースポットって何!?って感じでしたけど)、
黒いマリア様はお願い事を叶えてくれるんだそうです。だからマリア様に会いたかった。

旅行自体もゆっくりしようと思ったけど、やっぱり一日中動き回ったし
モンセラットなんて山登りしてしまいましたよ・・・。もちろん無理しない程度で。
いや、結構ハーハーゼーゼー言ってたけど。

でもマリア様のいる山だからなんか意味がある気がした。
旦那が「もう引き返そう」って言うのに、もっと上に行きたいって私が言って
山を登って行きました(いつもなら逆のパターンなんですけどねえ・・・)

マリア像に触れてお祈りしてその後2時間ぐらい山登りして降りてきて
寒くて体も冷えちゃってトイレに行きたくて・・・。
そのトイレでおりものシートに出血しててびっくり!

ちょっと無理しすぎたのかも。反省。
でもこれ、着床出血だったら嬉しいのにー!いや、早すぎるか・・・。

マリア様にお願いできてよかった。

そして旅行を終えて家に帰ってきたら日本から手紙が。

IMG_5842.jpg

弟から。

子宝祈願に鈴虫寺に行って来てくれたみたいです。ええやっちゃのー。
手紙一つ入ってなかったけど(笑)

鈴虫寺の方角に向かってお願いしました。

2回目の移植、成功するかなーって不安なLINEを弟に送ったら
「鈴虫寺にもお願いしてきたから大丈夫やで!」って返事が来た。

ほんと、ありがとう。

明日から仕事ですが、ゆっくり目を心がけよっと。





☆凍結胚、移植終了

Category : ドイツで不妊治療
無事本日、2回目の移植を行いました。初の凍結胚移植。
パパとママが迎えに来てくれて、パパののろのろ運転で
いつもなら15分~20分のところ、40分もかかりました(道も全然違うしー)
それでも早目に着きましたけどね。

でも今日は待ち時間が長かった・・・。
通常の待合室で約1時間、その後個室に移動して30分ぐらい待ったかな。
一人だったら心細かったからママがいてくれてよかった。

ちなみにパパはカフェで待ってましたが、あまりに長いので途中ママが電話して
「ソーセージ食べていいよ」コール。ママの許可が要るのね・・・(笑)

そして移植へ。ママも一緒に処置室に入れました。義理のお母様ねーって
先生達も出迎えてくれました、ママに椅子も用意してくれて親切なスタッフでした。

凍結していた細胞は無事2個とも融解できて移植できました。
状況もとてもいいですよとのこと。

出来れば明日から旅行したいけれど飛行機に乗ってもいいか聞いたら
(っていうかママが聞いた・・・)
短い距離なら問題ないとのこと、でも私はなんとなく乗りたくない気も・・・。

結局2時間半ぐらいパパを待たせて、終わって合流。
その後ママが家でご飯を食べていきなさいって誘ってきて
散々付き合ってもらったから断るのも悪いし家に行きました。
結局、夕方までずっとママのところにいましたけどね。

ママはやっぱり頼ってくれたことが嬉しかったみたいです。
待ち時間に自分の妊娠のとき出産のときの話など一杯してくれました。
実は一人目の子供を流産しているママは、
旦那がお腹の中で育ってくれることが本当に嬉しかったとのこと。
本当は保母さんになりたくて、でもその学校に行くお金が無くて断念したこと。
だからものすごく子供が欲しかったみたい。
結局旦那は予定日から4週間も遅れて生まれたそうです。
今の時代ならきっと陣痛促進剤などを使ってもっと早く産むでしょうね。

そんな話も聞きながら、ママとの濃い時間を過ごしました。
妊娠検査は3月17日。D32です。今度こそ検査にたどり着きたいな。

仕事中の旦那も気にしてたみたいで電話やメールをちょくちょくくれました。
無事、移植が出来てよかったです。

私の体内にようこそ!!
何も心配せず、いつまでもいていいからね~!







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Profile

miyabi

Author:miyabi
*
2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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