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☆ここでちょっと寝室の片づけを

Category : 旦那の実家の整理
実家のいたるところから出てくる衣類やリネン類。とりあえず寝室にぶち込んでいたのですが、まだまだ見つかるだろうけどとりあえずここで一旦整理することに。

①寄付できる状態の洋服
②下着など処分するもの
③引き継ぐもの
④業者が無料で引き取ってくれそうなもの

この4つに分かれます。もう永遠に終わらないのではないかと思うほどの量でしたが2時間ぐらいかな、ものすごい集中して(娘は好き勝手に遊んでました)仕分けしました。まだ完全には終わってないけれど。

ママは洋裁をやっていたしきっと若い頃はお洒落さんだったんだと思います。1日1着腕を通しても死ぬまでに着れるのか?という量。スカーフとか巻物も多い。ベルトもものすごい量です。

そしてリネン類。ありえない・・・。こちら、シーツ類です。下のほうはアイロンがぴしっとかかっていて嵩が減ってますが、いやはやすごい量。これを見た友達が「ペンションでもやってたの?」って(笑)

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それ以外にもテーブルクロスも山ほどあります。その他テーブルランナーとかランチョンマットとかパンのカゴの中に敷くのとか、もう布モノがすごい量です。

家中に散らばっているクッションや布団などもかき集めました。でもまだきっと出てくることでしょう・・・。

左の緑の袋が寄付できそうな服。真ん中がマフラーとか、寄付できるのかちょっとわからないので分けておきました。右側が布団とかブランケットとか。

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巨大クローゼットには、ママが近年来ていた服を残しました。パパの服は旦那の許可を得て全て寄付などの処分にします。

そんな服がかかっていたハンガー、これもゴミです・・・。バスタブいっぱいの量。服の量がすごかったことがわかっていただけるかと。

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バスタブに放り込んでいたタオルを一時避難させました。これも処分したいけど、掃除とかで使うかもしれないし、って・・・そんな量を超えてますね。パパが亡くなったとはいえ、それまではパパとママの二人暮らしでしたが・・・。これでもかなり掃除とかで使ったので3分の2ぐらいには減ってますけど。

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散々片付けて、テーブルクロスとかちょっとだけ引き継ごうかなと選びましたが、それ以外はこれぐらい。

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旦那の洗礼のときの服。これもクローゼットの奥の方に押し込まれてました・・・。これはちゃんと保管しておこう。

そしてこの寝室からはあるものが見つかったのです・・・。もう呆れちゃう。今度写真撮ってきますね。








☆地域に根付いてきたと感じる日々

Category : 日々の暮らし
今住んでいる家の前の道は袋小路になっており、主にその道沿いに住む人しか通りません。短い通りではないので多くの人が住んではいるのですが、”ただ単に家の前を通る”という車や人が無いだけでとても静かです。そしてすれ違う人が大抵決まっているので顔見知りが増えます。

娘の保育園の送り迎えとか、公園に行ったりとかよく歩くので気が付けば色んな人と顔見知り。お名前まではわからない人も多いけれど挨拶がてら少し会話をしたり、子供のいるご近所さんたちが子供を遊ばせつつ道端で立ち話をしていて、そこに私達も加わることがあったり、とはいえそこまで濃い付き合いでもないので気楽です。

そんなご近所さんと近くのスーパーでばったり会うことがあったりします。挨拶したりちょっと会話したり、引越しして1年と少し、なんとなく最近ここに根付いてきたのかなと思うことが増えました。

娘の保育園が始まってからは子供やパパやママ達と道端でばったり会うこともあるし、この間は娘のお迎えに行くのに運動のために歩いて行ってたらそれを見かけたママさんが「乗っていく??」と車を停めて声をかけてくれたり(せっかく親切に言ってくれたから運動のために歩くのよーなんて断ることも出来ず乗せてもらいました)、帰りのバスでは保育園の先生と一緒になって話をしながら帰ったり。

働いていた頃や娘がまだ小さかった頃はそこまで地域とのコンタクトって無かったんですけど、かなり変わったなあと思うし、きっとこれからはもっとこういう顔見知りとかが増えるのかも。

4世帯の住む今のアパートですが、たった1年と少しで私達が一番古株になりました。おもちゃを譲ってもらったりしたオーストリア人のご家族も引っ越してしまい、ほぼいつも不在で娘が走り回るのも全く気にしなくてよかった階下のお兄ちゃんは彼女と同棲を始めるそうで今月末で退去。めっちゃ話しやすいお兄ちゃんで私は好きだったんだけどなあ。もう一世帯は少し前に引っ越してきたおじさん。朝早く仕事に出て行くのでほとんど見かけませんがダンディなおじさま。携帯がどこに行ったか見つからないからごめん電話してー!なんてうちを訪ねてくるお茶目な一面も。このダンディおじ様はゴミの当番をちゃんとやってくれるので合格!

引っ越していった2世帯には次はどんな人たちが来るんだろう?と、興味もあるし心配でもあり(←階下の人が物音とかにうるさい人だったら困るし)、一番気になる真下の家はまだ誰が来るのかわからないのですが、オーストリア人ファミリーが退去したあとの物件にはお兄ちゃん2人が入居することになりました。

借りる人を探していた時、ほんとに沢山の人が見に来ていてそこのオーナーご夫妻(すぐ近くに住んでて顔見知り)が、「ちゃんと一定の収入があるとかそういう最低レベルのことはもちろんだけれど、結局最後は人柄で決めるよねー」と言ってました。まあそうですよね、オーナーとして住んで欲しい人を選ぶのは当たり前、前に住んでいたのがファミリーだったし私達が子連れなので「同じように子連れの人がいたらお互い気も使わなくていいんだけどね」ということも気にしてくれていました。

結局はお兄ちゃん2人が入居することになったのですが、オーナーさんからも「いい人たちよ」とのこと。私の勝手な判断かもしれませんが、同僚とかお友達とかを見ていてもゲイのお兄ちゃんたちはみんな優しいし話しかけやすいイメージがあるので私も嬉しい。先日から少しずつ引越し荷物を運び入れていて、新しいお兄ちゃんたちにも会いましたが、案の定話しかけやすくて優しかったです。性格まではわからないけれど、ご近所さんとして怖い顔して黙られるよりは笑顔で話せるほうが絶対にいいので。

窓越しに目が合えば「ハロー」と手を振ってくれるお兄ちゃん。日に日に出来上がる家のインテリアがなんとも素敵。おしゃれな人も多いですしね。もう引っ越してしまうけど階下のお兄ちゃんも車ですれ違う時とかもいっつも手を振って挨拶してくれたし、今のところご近所さんには恵まれてます。

旦那も出張で不在が多いし、もし万が一何かあって誰かに助けを求めたい時に同じアパートとかご近所さんで少しでも顔見知りがいたほうが安心だし、もちろん何も無いに越した事は無いけれど、そういうことも心の片隅で考えてます。

もう1件の物件にもいい人たちが入居してくれますように、そしてみんな「ゴミ当番」を守ってくれる人でありますように!


■お知らせ■
これより当面は、事前に書き貯めた記事がUPされます。当分、実家の片付けネタが続きます。休暇を取ったりと忙しくするため今後1ヶ月程はタイムリーに更新できないので、書き溜めた記事になります。そのため、コメントをいただいた場合、お返事が遅くなりますので先にお知らせしておきますね。



☆パパのお葬式が無事終わりました

Category : 日々の暮らし
本日、無事にパパのお葬式が終わりました。亡くなってからちょうど3ヶ月。一時はママも一緒にお葬式をすることになるか?というような状況でしたが、ようやくママの具合も落ち着いたので(ママは参列していませんが)パパのお葬式をしました。なんとなく心のどこかに引っかかっていたので、私自身もようやくパパをちゃんと見送れたというスッキリした気持ちになりました。

お葬式ってなかなか機会がないと参列しないだろうし、ましてや遺族側の立場に立つこともあまり無いだろうし、その辺どんな感じか参考に書きたいと思います。

私も旦那もドイツでお葬式に参列したことが無く(旦那は子供の頃にあるのみ)、どんな感じかわからないまま手探りではあったのですが、なんとかなりました。もしママがいたらまた色々こだわりとかあって違ったと思いますけどね。

遺族側としては、パパが亡くなったときに葬儀屋さんみたいなところに行って、パパの遺体引取りから火葬、その後お葬式までの遺骨の保管などの手配をとります。お葬式に招待する方の住所を葬儀屋さんに提出したら(←招待客を決めるのと住所を探すのがめーっちゃ大変でした)、招待状?みたいなのは葬儀屋さんが送ってくれます。お花とかその他手配も葬儀屋さんがしてくれます。この辺、実際に自分たちがしたら少しは安くなるのかもしれませんが、何もわからなかったので今回は全てお願いしました。

当日のお葬式に立ち会う牧師さんの手配を取り(←これは旦那が直接連絡していました)、前日に電話で打ち合わせを行いました。

お葬式の1週間前ぐらいに、お墓の打ち合わせに行きました。お墓はカテゴリーが色々あって、しっかりしたお墓(←一番高額)、芝生の広がる場所に石が埋められてそこに名前などが書かれていて遺骨はその下に埋められている場所(どこにあるかわかる)、背丈ぐらいのレンガの壁に名前の書いたプレートがはめ込まれているもの(おそらくプレートの奥?に遺骨がある)。芝生の真ん中にお花などを飾る場所があって、遺骨はその広場のどこかに埋められている(どこにあるかは具体的にはわからない)などなど、価格も様々。

パパはママの希望で石に名前が彫られて、遺骨はその下に埋められるものにしました。その石自体は大きさも石の種類もすでに決められていてそこは希望することは出来ず、私達が決めるのはそこに彫る名前の書体や何人分彫るようにするか、生年月日と命日を彫るか、それともその「年」だけにするかとか色々希望を伝えます。一文字あたりの価格になります。おばさんがその場で文字数を数えて「いくらです」みたいなやり取り。それ以外にもお花とか何かモチーフを彫刻するかとかそういう話し合い。

あとは当日、お葬式の後、列席してくれた方々と食事(カフェ等時間に応じたもの)に行く手配。これがねえ、、、大変でした。月曜日だったのでレストランとかほとんど定休日で、あまりにカジュアルなところもだめだし、かと言って高級レストランに連れて行くわけにも行かないし。お葬式3日ぐらい前に見つけました。ちょっとお墓からは遠かった(でも15分ぐらい)のですが、結果として消去法で決めた割にはそこがとってもよくて、雰囲気も価格も最高でした。ちなみにゴルフ場に併設されたレストランです。日本のゴルフ場はよくわかりませんが、ドイツのゴルフ場はレストランなどがあって、結婚式をする人がいるような素敵な場所だったりします。実際にそのレストランでは旦那のお友達が結婚式を挙げました。

私達は10時からのお葬式で、11時にはもうレストランに行けそうだったので、ランチというよりは朝ごはん的なイメージでクロワッサン、パンやハム、サーモンなどのカルテスエッセン(冷たいお食事)と卵料理、あとはコーヒーなど飲み物は自由にという感じにしました。そこまで豪華ではありませんが、質素すぎるわけでもなくちょうどよかったのかなと。

肝心のお葬式ですが、式は10時から。お墓に現地集合。そこで来てくれた方といつもどおりハグをしたり握手をしたり、その時にお悔やみの言葉的なものを言われます。式はお墓のある大きな敷地の中にある建物(教会のようなもの)で開かれますが、その建物を借りるには別料金(ちなみに建物のみで250ユーロ)で、その他お花とか、オルガンとか色々追加で必要なものが出てくるので、参列者が多ければ別ですが私達は本当に身近な人たち(20人弱)だったのでその建物は借りず、その前(屋外)で執り行いました。建物を借りてのお葬式であれば牧師さんが故人のエピソードなどを色々話してくれたりお葬式らしいお葬式になるそうですが、私達はその建物を借りていないので、牧師さんも最低限のお祈りだけでした。(旦那は散々教会税とか払ってるのに、ここで商売するなんて!と怒ってましたけど)。夏で気候もいいから外でも問題ありませんでした。これが寒い冬だったらやっぱり屋内のほうがいいのかもしれません。

骨壷が置かれた台とその周りにろうそくやお花が簡単に飾られて祭壇の様になっており、とてもとてもシンプルなもの。そこで牧師さんがお祈りをしてほんの10分ぐらいの簡単なお祈りが執り行われ、その後その目の前にあるパパのお墓の場所に行きます。葬儀屋さんが1人立ち会っていてその方が骨壷を丁寧に持ってお墓の場所まで行くのでみんながその後を付いていきます。

パパのお墓の場所には深い穴が彫られていて、周りに花びらが少し撒かれていました。その横に先日オーダーしたお墓の石が置かれています。牧師さんのお祈りの後、葬儀屋さんが骨壷を穴の中に入れてくれて、参列者が順番に土をスコップで入れて、その後花びらをパラパラと入れます。日本で言うところのお焼香みたいな感じでしょうか。スコップで何回土を入れていいのか良くわかりませんが、1回の人もいれば3回ぐらい入れた人もいました。私達家族がまず最初にやって、その後参列者が続きましたが、終わった人たちは私達のところに来てくれてハグや握手をします。

全員終わった時点で、そこでお葬式は終了。別に司会者がいるわけでもなく、取り仕切ってくれる人もいないので、そこで旦那が来て下さった事のお礼と、この後レストランを予約しているからぜひ来てくださいという一言を伝えました。全てひっくるめて30分ぐらいでしょうか。なんて簡単な、という印象です。みんなが土と花びらを入れ終わったら、そのお墓のスタッフが来て残りの土と花びらを入れて片付けていきました。特にセレモニー的なものではなく、庭仕事をするような格好の人が来て淡々とやっていく感じです。

レストランの出席も自由。結局半分ぐらいの人だけが来ました。この辺は本当に自由で逆に気も使わないしよかったです。レストランも1人あたりいくらという事だったのですが、来た人の分だけ請求だったのでそこもいい感じにフレキシブルで助かりました。

参列者はほとんどの方がカードを書いて式の後手渡しで受け取りました。その中にメッセージとお金が入っていました。お花代みたいなものでしょうか。ちなみに一家族(大体ご夫婦で参列)で50ユーロぐらいが主流のようです。

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お墓の横に添えるお花を持ってきている人もいました。大きな花束とかではなく、バラを数輪とかかわいらしいお花をちょこっと持ってきていました。直接お墓の横に置いていました。

お葬式の招待状を送った際に、当日列席できない方はすぐに手紙が来たり電話連絡があり、その後お葬式前にカードが届きその中にお金が入っていることもありました。別の列席できない方からはお花が届いていました。送り主の書いてあるお花が祭壇に飾られていました(そのお花にカードが添えられていてベルリンの叔父さん夫妻から手書きのカードだったのでお花屋さんにカードを送って・・・とか手配したのかな)。

服装は男性はスーツにネクタイかジャケット着用。女性は白や黒、グレー等の華美ではない色でカジュアルな方もいました。

パパが亡くなってから3ヶ月もたっていることもあり、時折涙を流す方もいましたが、どちらかというと涙涙というよりは故人を偲ぶ会みたいな感じでそこまで重たい雰囲気でもなく、お天気もよかったのもあってかどちらかというと明るい感じの雰囲気でした。

今回学んだのは、お葬式に参列する際は、カードを書いてお金を入れて、少しお花を持って行くというのがスタンダードなのかな、と。もし列席できない場合は、招待状が来たらすぐに連絡を入れ、別途カードを送る(お金を同封する)もしくはお花を手配する。

もちろんプロテスタントやカトリックなどの違い、地域的な違い、お葬式の規模の違いとかもあると思うので全てが一緒とは言えませんが、こんな感じでしたということで。

出来ればこういう機会は無いほうがいいですが、それでもやはりドイツに住んでいたらお葬式に出る事もあると思います。少しでも参考になれば幸いです。
















☆パパのジオラマ部屋からやってきた家具

Category : 旦那の実家の整理
実家から家具を持ってきて、部屋が一気に重たい雰囲気になってしまった話は書きましたが、今までどちらかと言うと白い洋風なモダンな家具(IKEAのBILLYとか)を使っていましたが、実家の家具は「暗い、古い、重厚」という言葉がピッタリの感じで、あまりにも対照的だからか今まで違和感無く使っていた収納グッズなどが違和感たっぷりになってしまうのです。

逆に、今まで全く合わなかったレースの置物とか、メルヘンチックでかわいらしすぎて置き場所に困っていた置時計等が妙にしっくりきたりします。家具だけでこんなにイメージが変わるんだなあと感心するほど。

モダンな家具とアンティークなどの古い家具をうまく可愛く融合させたようなお部屋に出来たらなーなんて思ってますが、そういうのって本当にセンスがないと難しい。アンティークではなくヴィンテージと呼ぶのかな?

パパのジオラマ部屋に置かれていた小さな家具。昔からかわいいなーとは思っていて、でもうちには合わないと思ってましたが、今回重厚な家具も来たことだしうちに持ってきてみました。

ちなみに引き出しの中には山ほどのジオラマグッズが入っているのですが、パパはママとは違って整理好きです。なので中も比較的スッキリ。種類別に入れられているだけでもすごい事!

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それが何に使われるのか全くわからないものばかり入っていましたが、別の容器に入れ替えて全ての引き出しを空にし、中を綺麗に掃除しました。埃まみれ、くもの巣まみれでしたよ・・・。

そして我が家へ。

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とはいえ入れるものは無いので、何も入っていませんが、お部屋の雰囲気を担う役割として。

実家の母だったら、頭をフル回転させてここに何を入れたらいいか考えまくって物を入れるに違いない(笑)。どうしても収納ものがある場合「何を入れよう?」って思ってしまうけれど、入れるものが無いなら何も入れない!というこの気持ちはこれからもブレないようにしたい。






☆ギリギリ間に合ったイチゴ狩り

Category : 日々の暮らし
イチゴ狩り、きっと先週ぐらいがもうピークなのかなと思いつつも行くチャンスが無く、もしかしたらもう今年は無理かなとあきらめつつも、近いのでとりあえず行ってみました。

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なんとかまだやってました。小屋のおばさんが「今日開放したエリアがあるからそこがいいわよ。とても熟しているから色が黒っぽいイチゴなんだけどとってもおいしいから!」と。ほんと色の黒い感じのイチゴでした。ヘタが簡単に取れちゃうから気をつけてね!と言われたとおり、熟しているのでポロっと簡単に落ちてしまいます。

いつもながら黙々とただひたすらイチゴ狩りをする人たち。イチゴ狩りに「行楽」的な要素はありません。

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毎年書いてますが、ドイツのイチゴ狩りのシステムは入場料などは不要で、自分で採って持って帰る分だけ軽量してもらってお金を払います。大きなバケツ一杯に摘んで4キロ、5キロって人もざらにいます。容器も持参。まずは小屋でその容器の軽量をしてもらい、イチゴの入った容器を帰り際に提出し、容器の分量だけマイナスされます。

食べるのは自由、というか別に「食べてください、食べないでください」と言っているわけではないけれど、おいしいかな?ってな程度で食べながら摘んだりしています。

こんな感じでかなり濃い色のイチゴ。めーーっちゃ甘かったです。

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娘は食べる専門。熟してるからもう口の周りとか吸血鬼みたいに真っ赤。服も靴も汚れることを想定して濃い色で。BIOのイチゴなのでそのまま好きに食べさせました。

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帰り際の軽量に行ったら、口を真っ赤にした娘を見て小屋のおばさんが「あらまー、最初に体重を量っておくべきだったわー、はっはっはーー」と大笑いしてました。すれ違うおばさんたちからも(←基本的におばさんが多い)、大笑いされながら「そんなにおいしかったの?何個食べたの?」と話しかけられてばかり。

自由、そしてのどかなドイツのイチゴ狩り。ただ摘んで持って帰ることが目的なので、滞在時間は30分ぐらいかな。朝の早いうちに行ってさくっと帰ってくる感じです。

かなり熟しているので、明日まで置いておくのは危ういぐらいなので急いでイチゴジャムを作りました。大変なことになるのは容易に想像できるけど出来れば娘と一緒にジャム作りをやりたかったけど、娘が寝てから夜な夜なジャム作り。熟してるからヘタが手ですぐに取れるのでかなり作業がはかどりました。来年は娘と一緒に作れるかな。






☆娘にピッタリのおもちゃが見つかりました!

Category : 旦那の実家の整理
ひたすら片づけを進めたら、倉庫の奥のダンボールの山から旦那の昔のおもちゃとかが出てきました。ママから散々聞かされている山ほどのレゴやプレイモビールはまだ見つかっていませんが、今回見つけたのはこんなの。

ディックブルーナのカードゲーム。

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中には絵が書いてあるシートと、同じカードが入っています。

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色んな遊び方ができるのですが、今はまだ同じ絵のものをカードの上において遊んでます。

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靴=くっく
ベッドの絵=ねんね
いちご=おいち(美味しい)

など言いながら遊んでます。時計(絵では置時計)は腕時計と思っているみたいで手首のところに持ってきたり、手袋の絵ではキッチンにあるミトンと勘違いして「あちっ」と言ってたり、見ていると笑えます。

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緑色のソファーが出てくるのですが、うちのソファーも同じく緑なので「おうちのと同じだね、いっつもおっぱいするとこだね」と言ったのが印象に残ったかその後はソファーの絵が出るたびにおっぱいを指差してます。54枚のカードが1枚も欠けることなく箱に入ってたので良かったですよ・・・。

こんな可愛い娘のリアクションを見れたのも片づけをして見つけられたから。旦那はもちろんこんなものが残っていたなんて知らなかったし、ママも忘れてたんじゃないかな。そもそも普通にはたどり着けないような倉庫の奥の奥から出てきたのでもし今片づけをしていなかったら、ママが元気だったら出てくることは無かったと思います。いつの日か娘がもうこんなカードでは遊ばなくなった頃に「今頃・・・」って思って見つけてたのかも。

他にも子供のゲームが色々出てきました。子供のより大人のゲームのほうが山ほど出てきました。ちょこちょこ、ちょこちょこ色んなところから見つかって、ゲームが見つかったらここに!って場所を決めていた棚にはもう入りきらなくなりました・・・。

このおもちゃが見つかる前にパズルが2個見つかったのですが、それは残念ながらピースがどちらも揃っておらず・・・。残念!

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どこかで見つかるのか、もう当時遊んでいた時点で無かったのかそれはわかりませんが、どんな物でも残しておきたいママの気持ちはわかるけれど、残しておいたこれらの物をどうしたかったんだろう。いつか見返したかったのかなあ・・・。大切な一人息子が遊んだおもちゃ、着た服、描いた絵・・・何一つ捨てることが出来なかったようです。教科書も、ノートも、何もかも全てひとつ残らず置いてある感じです。








☆3階倉庫、ついに壁が見えた!

Category : 旦那の実家の整理
ここ数日暑い!!寝苦しい!!前に住んでいた家は屋根裏でもう毎日サウナのように暑かったので、次に住む家は絶対に屋根裏はいやだ!なんて思ってたのに、結局屋根裏の家なんですけど、前の家と違って2階建ての1階部分はかなり涼しいので救われます。寝室と子供部屋が暑いですけど。

少し前に知り合いからトルコのアップルティをもらって、それがあまりにおいしかったので自分でトルコ食材店に買いに行きました。冬によく飲んでいたのですがもしかしたら!と思って冷やして飲んだら最高!ちょっとお砂糖を入れて甘くしたらこの暑い時期にピッタリでした。

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さて、本題。

実家の片付け、書きたいことがありすぎて実際の進捗状況と、ここでの報告の作業段階にずれがあるのですが、2週間遅れぐらいで報告しているような感じです。

一度友達と一緒にフリマをしようと思っていて、フリマに足しげく通う友達がどんなものが売れてどんなものが売れないかとか、実家に来て一緒に見てくれました。食器とかの価値のありそうなものは手をつけず、とにかくガラクタや小さな家電とかで売れそうなものを物色。そしていらないものの処分とかいっぱい手伝ってくれて感謝感謝。

その友達も「すごいね・・・」と唖然とするほどのモノの量。友達とは動くテンポがとても似ているので判断も早いし、作業も早いし、たった1,2時間一緒に作業しただけでものすごく進みます。

3階の恐怖の倉庫部屋。

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何を引っ張り出してもゴミしか出てこない。小さな靴箱ほどの大きさの箱がたくさん入っていて、本当にたいしたことの無いものしか入ってません。ゴミにしか見えない・・・。

作りさし?の待ち針がついた服がかかっていて、そんなの知らずに手にとって針が刺さりました・・・。ボタンが山ほど入ったケースも出てきて、もちろんママのことだから100パーセント待ち針も入っててそれもまた指に刺さって血が出ました・・・。流血してまで片付けるなんて、もうありえない・・・。

過去に貰ったプレゼントのラッピングを全て保存しています。観葉植物とかに突き刺さっている飾り、新年を迎えるときに贈る四葉のクローバーについている煙突掃除人の飾りなんてひとつの箱に山ほど入ってましたよ。何がしたかったんだろう・・・。

箱を開けるたびに「なにこれ・・・」「なんなんこれ?」「何でこんなん取ってるの?」ってもう疑問しか浮かばない・・・。友達が一緒に落胆してくれるから(笑)、一人で作業をするより私も気持ちがすごく救われます。

「こんなのばっかり出てきたら腹が立って仕方ないね、私だったらもうキレるわ!」って友達が言ってたけど本当に本当にあきれ果てる。

友達が次に来てくれる前に、私はとにかくこの倉庫から荷物を下の階に下ろす作業。中身の確認は友達と一緒にやりたいと思います。

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やたらと出てきた植木鉢も全て下ろしました。重たいねん!!!っていうかこんなに溜め込むな!!確実にまだ絶対に出てくると思われるけれど、一度写真を。どれも3つ4つ重ねてますからね。ものすごい数だということはわかっていただけるかと・・・。

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3階の部屋は暑くて、汗だくになりながら倉庫から物を出して、やっとやっと奥の壁が見えたのです!見えただけで、まだ荷物は山ほどあるんですけど「あそこまでだ!」ということがわかっただけでも気分は違います。一体どこまでこの部屋は続くんだろう・・・って思ってましたから。

まだ全く綺麗になってませんが、ひたすら荷物を出して

Before

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↓↓

After
壁が見えたのわかりますか??

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反対側は

Before

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↓↓

After

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あれ?なんかほとんど変わってない・・・。

娘はお昼寝するような時間にして車で寝させつつ実家に移動して、寝てくれていたその1時間半ほどの間にひたすらひたすら動きましたが、終わりは見えません。もちろん終わるなんて思っても無いですけど、この時間とこの労力は一体何のため??








☆我が家に家具がやってきた

Category : その他の場所
床が綺麗になった2階の部屋。もともとはIKEAのBILLYを二つ置いて本を入れたりしていました。少し収納が足りないのでもうちょっとだけ何か増やしたいなあという気分と、書斎というほど大きなものではないですがドイツで言うArbeitzimmer的なものを作りたく・・・。

どんな感じにしようかな~♪とか考えてたのに、実家からいくつか家具を持ってくることになり、と言うか処分するにはもったいないものなので、これなら使えるかなと思う小ぶりのものを友達に手伝ってもらっていくつか運んできました。

幅1m、高さ50cmほどの棚や引き出しなどがいくつかあり好きに組み合わせて使えるタイプのもの。大昔の物で高かったのか作りはしっかりしています。同じシリーズのものが、玄関・キッチン・パパのジオラマ部屋の3箇所に別れて使われていました。

大きな家具ではないので屋根裏の部屋にも置けるかな、と持ってきたうちの一つ。本棚。上の本棚の部分と下の棚は分解できます。うーん、一気に部屋が重たくなった(笑)

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白い壁に明るい床でモダンな感じのお部屋が、この本棚により一気に重たい(笑)。それでもこの本棚かなーりしっかりしています。そして昔の家具の特徴なのか棚板が動かせない・・・。1枚だけ動くのですがそれ以外は動かせません。下の扉の中にも棚板がありますがそれも無理。融通が利かない・・・。

それに雑誌サイズが入らない・・・。昔の典型的な本棚のサイズ感なのかな。無駄に奥行きが深くて前後2列で本が入ります。もちろん入れないけれど、実家ではこの本棚が前後2列で全ての段に思いっきり詰め込まれていました、それも玄関(笑)。メインの本棚は別途あり。

旦那といつか色を塗り替えてもいいかもねえ、、、なんて言ってますが、かなり大変な作業になるだろうし、とりあえずはこのままで。

1番上は今のところ写真をおいていて、2段目は空です。置くものがなくて。この段ぐらいは、実家から何か引き継いだほうがいいものでも持ってきて飾るか?と考えたり。って小さな空間ですけど(笑)。下の棚の中には上に入らない雑誌とか大きな本とかアルバムとか入れてます。

上の段の隅っこに・・・聖書。結婚式のときにもらったのですが、読まないけど処分するには心が痛む。

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本はかなり減らしたのですが、あとはどうしたらいいかなあ・・・というものばかり。マッキーの横にある単行本は譲ってもらったりしたもの。読みたいけど最近本を読むチャンスが無い。その後ろのガイドブックたち。これももう行かないかもしれないけれどもし行くとなったらあったほうがいいかなあと。

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そしてこれはもう捨てられない(笑)。IKEAの歴代カタログ。

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昔のを見るのが結構面白い。本はこれ以上増やしたくない!本なんて処分に困るもののひとつ。古本引取りでいくつかは買い取ってもらいましたけど、対象外のものも多いし、とにかく本は重いから寄付とかしようにも運ぶのすら大変です。

実家に山ほどある本、どうするんだろ・・・。






☆最近の娘と最近のコンシンネ

Category : 日々の暮らし
先日のKaufhofの記事の反響が大きくて驚いてます。別途、ブログを読んでくれているお友達や知り合いからメッセージをもらったりしてみんなどちらかというと「まじで?」ってな感じだったんですけど、それは私の周りのお友達がドイツ生活が長いってのもあるのかも・・・。同じように感じていた方もいらっしゃるようで、私だけじゃなかったんだと妙な安心感(笑)

今週は連日30度越えの暑い日が続いています。娘も連日プール。ミニ保育園の日は帰ってきてお昼寝が終わってからプールに繰り出すのはもう遅いかなと、結局ベランダプールになるのですが、暑すぎて私も入りたいぐらいです。本当は家の中にいるほうがひんやりしてて涼しいんですけど、私はベランダの影で見守り役。家の中から見えるから家の中にいたいけど、そうすると娘も入ってくるので、暑いですが付き合ってます。

慣らし保育は終了しました。別れるときは泣きますが出て行ったあとはケロッとしているようで楽しんでいるみたいです。一度だけ、旦那がお迎えに行ったのですが「ママー、ママー」といって旦那のお迎えを喜んでもらえなかったと旦那が落ち込んでました。先生にも「この間、パパがいるのにママを探してたわよ」って言われました。

「トトロ」にハマりまくっていた娘は、「魔女の宅急便」に鞍替え(笑)。連日「キキ!にゃんにゃん!」と言ってはDVDを見せろと要求してきます。ほうき(旦那の実家にあったハタキ)を見つけてまたがってました。

先日は朝から夕方近くまで旦那と娘が2人きりの日があったのですが、「どこに行こう!」と張り切っていたわりには結局家にいたらしい2人。私がかなり早朝に家を出たので早起きしてしまった娘。お昼ごはんの時に食卓で力尽きて寝てしまったらしい。

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もうあと1ヶ月ほどで2歳になります。早いなあ・・・。

少し前の記事になりますが、10月に観葉植物の「コンシンネ」をバッサリ切って挿し木に挑戦してると書いたのですが()、水差しにしたのだけが生き残り、かなり育ってきたので土に植えました。

10月の時点でこれだったのが

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しっかり育ってくれました。1本ずつにして土に植え替えました。

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ちょっとこれで様子を見て、いい感じだったら大き目の鉢に植え替えしようかな。






☆書類管理に取り掛かる。

Category : その他の場所
こちら、ドイツにお住まいの方ならひとつやふたつ、いやもっとたくさん持ってますよね。

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そう、ファイル。Ordnerと呼ばれるファイル。ほんとこれしかないの?っていうぐらい、家でもオフィスでもこのファイル。

ファイルの真ん中のほうや下のほうでも取り出しやすいこの構造。

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背表紙に開いた穴は棚から取り出すときに便利です。厚紙ではあるのですが、かなりの厚紙で、また角などは衝撃に耐えるよう金具が付いていたりします。

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このファイル、もうこれが当たり前になってしまっていてあえて考えてもいなかったんですが、かなり邪魔。厚さは2種類売られていますが、大きさも形も構造も厚さもメーカーが変わっても見事に一緒。それぐらいこのファイルが主流なんでしょうね。老舗はやはりLeitz。このメーカーのものはさすが老舗だけあって全然劣化しないし、リングの部分も壊れない。うちにはALDIやLIDLなどのディスカウントスーパーで買ったような安いファイルしかありませんが、もう20冊ぐらいあるのではないかと・・・。

先日取り出したときの写真なのですが、こんな感じで存在感がありすぎる。

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それに、この背表紙が気に入らない。物によってはビニールカバーがついていて中に背表紙で使う厚紙が入っていたりしますが、多くのファイルが背表紙は一度書き込んでしまうと、中身が変わったときどうするの?というようなシールが1枚貼られただけのようなもの。背表紙を変えたいときは上から新しいシールを貼るしかありません。一生使えそうなほど頑丈な割には背表紙の構造がどうも気に入らなくてなんだかなあ・・・というものなんですよね。

どのページでもさっと開けるし、ファイルできるという利点はありますが、時々安物は金具がずれてきたりしてイライラするんですよね。

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そして主に2種類のサイズしかないので、ちょっとだけ書類を入れたいときも結構な分厚さのファイルになります。家にあるファイルを見ても、目一杯入っているものなんてそんなに無くて・・・。増えることの無い資料のファイルとかはこのファイルを使っていること自体無意味・・・。

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そもそもこのファイル、無駄にでかいので深さの無い本棚に入らなかったりします。入るんだけれど背表紙の部分が飛び出てしまうんです。代表的なのはIKEAのBILLYではないでしょうか。うちにもBILLYがありますが扉をつけているのですが、このファイルを入れると扉が閉まらないため入れられず・・・。

そしてもちろん旦那の実家にもあるわあるわこのファイル。軽く30冊ぐらいはあるのではないでしょうか。中身は雑誌や新聞の切抜きとか、古い資料とかで

あっ、またさらに古いのが出てきましたよ。1967年!

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そんなものを処分したらファイルが山ほど空になりました。このファイル、処分するのも面倒です。無駄に嵩張るのです。このファイルは通常のゴミでいいみたいなのですがこんなの数冊入れたらすぐにゴミタンクがいっぱいになってしまいます。まだまだ使えるとはいえ、ファイル自体も50年とか使われているみたいだし譲る先もないし。

パパとママの書類を色々探すことになり、書類管理に関しては見直しをしようと心に決め、色々考えていたのですが、そもそもこのファイルが邪魔だ!と気づき、そして無駄に場所を取るし嵩張るし、中身に対してファイルが分厚すぎるものあって本棚を占領してしまっているし、ファイルから見直すことにしました。

もう2度と見ないような、でも保管しておく書類(確定申告とか)はこのごついファイルに入れて、たぶん見直すことも無いので地下ケラーへ移動。それ以外の書類をもっともっと薄くて軽くて場所を取らないファイルに入れ替えて、その分ファイル数が多くなりますが、今まで分厚いばかりに色んなカテゴリーのものをたくさん入れてしまっていたので、それをやめることにしました。

銀行はオンラインバンクになって以来、紙タイプの通帳記入がなくなったのでそれだけでもずいぶん変わりました。過去の給料明細、出来ればデータ化してしまって紙は処分したいのですがこういうときのデータ化って何にするのがいいんでしょうか・・・。CD-ROMとかUSBとかいつかそれが読み取れなくなる日が来たら・・・と思うと、やはり紙がいいのか・・・と考えたり。でも過去の給料明細なんてもういらないような気も・・・。

パパが亡くなったりして、色んな手続きがありましたが、結局のところ必要だったのは「年金」関係と「重要書類」。年金手続きの中で過去の職業にまつわる資格証明や学校の成績(Zeugnis)とかが必要になりました。

結婚のときにもらうFamilienbuch。A5サイズのファイルで結婚証明書とか、洗礼証明書とかが入っているんですが、その後子供が生まれたときの出生証明とかは何故かA4で発行されてFamilienbuchにファイルすることが出来ません。これも気になっていたことのひとつ。それも一緒にファイルしました。

ファイルの数としては増えてしまいますが、収納場所としては減ったような気がします。

長くなったので新しくしたファイルの話とかはまた改めて!







☆KaufhofはKaufhofなんだけど・・・

Category : 日々の暮らし
ドイツローカルネタになります。

ずっとずっと気になっていたんです。気のせいかな、と思いつつもやっぱり気のせいじゃなくて・・・。ちょっとここで書かせてもらいます。

ドイツの老舗デパートといえば?

はい、みなさん頭に浮かんだのはKarstadtとKaufhofではないでしょうか。でもどうやらそれが違うようで・・・。

というのも、Karstadtはまあそれでいいとして、Kaufhofの方なのですが・・・最近の人って(=最近ドイツに移住してきた日本人)Kaufhofのことをギャレリア(ガレリア)って呼ぶんですよね。私にとってはあのお店はKaufhof「カウフホーフ!」であって、正式名称がギャレリア・カウフホーフということはもちろん知ってますけど、通称名はKaufhofな訳ですよ。

今までドイツに来てから幾度と無くドイツ人や日本人とKaufhofの話をしましたけど、ほぼ100パーセント私の周りではあのお店はKaufhofって呼ばれてたんですよ。

でも、最近知り合う日本人(=子供つながりだったりして駐在員家族として来独し、比較的ドイツ滞在が浅い方)は口を揃えて皆さん「ギャレリア」と呼びます。待ち合わせだったりお店の話だったりその時に「Kaufhof」って言うと「え?」っていうリアクションをされたり、「それってギャレリアのこと?」と言われたり。

旅行で来た友達と待ち合わせなどの目印として「緑色の看板のKaufhofってのがあるから」と説明すると「ギャレリアって書いてあるんだけどあのこと?」とか言われたり。

なので最近私はちょっと意識してしまって、「ギャレリア・カウフホーフ」なんてフルネームで呼んだりしてました(笑)

いつからKaufhofは通称「ギャレリア」となっていたんでしょうか・・・。ちなみにドイツ人からはKaufhofとしか聞きませんが。

で、たまたまKaufhofからDMが届いたのでじっくり見てみたら

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ギャレリア・カウフホーフ。字の太さからKaufhofが強調されていますね。

実際の店舗(フランクフルト)ですが、現在はこんな感じ(WEBから)

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看板はGALERIAが主張されてるんですね!どおりでみんなここをギャレリアと呼ぶのか・・・。何度となく行っているのに、まじまじと看板なんて見てなかった。でもなぜ私や私の周りの人たちはみんなKaufhofと呼ぶのだろう・・・と数年前の画像が見つかり、それがこちら。

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KAUFHOFだ!!そう、そうなのよ、こういうイメージなのよ!ギャレリアって名前がどちらかというとお飾りで本名はKaufhofだったんですよ!!

改築したときに変わったのかなあ・・・。っていうかいまやKaufhofなんて呼ぶ人のほうが少ないんだろうか?もしや私は古い人に入るんだろうか。

旦那の実家から古い「フランクフルト」っていう写真集が出てきたのでみていたら、ありましたよ!後ろのほうに写ってますけど、ものすごい「Kaufhof」だわ!

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同じこと、感じてる人いますかねえ・・・。







☆真っ黒に汚れたポット

Category : 旦那の実家の整理
日々、足しげく実家に通い片付けていますが、いつも書いてるけどモノが多い。私の日本の実家もモノが多いです。

でも明らかに違うところがあるんです。それはモノも多いしごちゃごちゃしてるけど、日本の実家は母がきちんと掃除はしているので埃まみれになっていたり、触るのもいやなぐらい汚れていたりそんなことは一切無いんです。一方・・・、旦那の実家は長年使っていないものや場所は埃だらけ、使わないから掃除もしていない感じです。

ちょっと作業するだけで手が気持ち悪くなるし、ふわっと顔とか体にくもの巣が触れるのがわかったり。そして収納されている食器とかそういったモノ自体が汚いのです。

お皿はほとんどの場合、パンくずとかスナックのかけらとか何かが入っていて全体的に汚れている。そういうところは気にならなかったんだろうか?食器でもキッチン家電でもまだ使えるものは私らが使うのかフリマとかで売るのかわかりませんが、どっちにしたって一度綺麗にしないと使えません。

そうやってそのモノを綺麗にする作業に取られる時間がものすごい馬鹿らしい。なんか作業がマイナスからスタートしている感じ。

これは私が家で使おうかと思ってもらってきたもの。

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保温ポットです。emsaのもので、数年前にリクエストされてママにプレゼントしたもの。軽くて使いやすいし漏れないし、とても使いやすい!とママが絶賛していました。

この手の保温ポット、私は持っていなくて大きな魔法瓶に入れてたのですがそれだとなんだかアウトドアみたいになってしまい、ゲストが多いときなどにコーヒーを大量に作って自由に飲んでね!みたいな時に使えるポットが無くて、でも別にいらないかなぁ、なんて思っていたのですが、今回これは引き取りました。保温できるポットだけでも実家には4つぐらいありました。どれも蓋の閉まりが悪いだの、漏れるだのと色々ママが文句を言っていてこのemsaのプレゼントに至ったのですが、だからと言ってもちろん古いものが処分されているわけではありません。

さて、このポット、持ち帰って洗おうとしたら・・・中が真っ黒なのです。本当に真っ黒。何を入れたらこんなに黒くなるの?コーヒーを入れても都度洗えばさすがにそこまで真っ黒にはならないと思うんだけど・・・・。ハーブティとかかしら?とにかく真っ黒すぎてちょっと寒気がするほど。ここからコーヒー入れて飲んでたよ、私。知らぬが仏ってやつか!?

軽く洗ってみたら、かなり軽く取れるその黒い汚れ。重曹に一晩つけて翌日、菜ばしでメラミンスポンジをつまんで奥底まで洗ったのですが、しぶとい汚れもあったりで、なんだかんだと1時間近く格闘。最後はとても綺麗になりました。

フライパンも調理する面は綺麗なんだけれど裏面がものすごい真っ黒。多少は黒くなるけど、こんなに黒くなる?というレベル。

とにかくどんな物でも一度洗わなきゃいけないし、長年溜まった汚れなので簡単には取れない。もういやだー!と全て捨ててしまいたくなる気持ちに負けそうになりますけど、汚れてはいるけれど状態のいいものは捨てるのも勿体無いし、貰ってくれる人、格安でも買い取ってくれる人がいるのであれば是非、と思いますが、失礼の無いレベルに持っていくのが大変。

なんなんでしょ、この時間。

旦那に言ったら「ママはパパのことで大変だったんだよ」って。悪いけどそれは違うわ。そんなここ1年ぐらいの話ではない!これは大変だったとかそういうレベルではなくて、ママが単に「気にならない性格だった」というだけではないだろうか・・・。

ママのこと、付き合いも長くなってきたし性格とか色々わかってはいたし、整理整頓とか得意じゃないのも見てわかってたけど、実際こうやって深く入り込むとその状況は想像以上で・・・、もしこんなママと同居でもしてたら私、気がおかしくなってたかも。





☆2ヶ月以上故障しているエレベーター

Category : 日々の暮らし
最寄の駅のエレベーター、なんと3月末から壊れたまま修理されていません。もう2ヶ月以上壊れたまま。もちろん1台しかなく、他に方法も無くベビーカーを担いで上り下りするしかありません。

3月末、その時エレベーターには「KW13に修理予定」と書かれていました。KWというのはカレンダーウィークのこと。年明けから数えた13週目なので3月27日の週に修理するということ。この「KW」という表記はドイツでよく使われるのですが、それがちゃんと明記された手帳でも常備してない限りKWの数字と日程なんて即答できませんけどね。1ヶ月4週として大体の計算は出来るものの、今までの人生でこのKWを使ってきた訳でも無いので、数字を聞いても頭で計算しない限りはそれが春のことなのか夏のことなのかさっぱり・・・。

4月に入っても未だ故障中で、しれーっとKW19に修理しますって書き換えられてました。5月8日の週に、ということです。ありえない。

そして先日、久々に電車に乗りに駅に行ったらまだ故障中でした。

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KW24とは6月12日の週ですわ。(これを見たのは5月末)

っていうかふざけんなーーーー!って感じです。ありえない。日本でこんなことが起きたらもうニュース沙汰で鉄道会社のお偉いさんが頭下げて記者会見してるんじゃないですかね(ってのは大げさかもしれないけど)。

しかも駅員さんが常駐しているわけでもないので、手伝いは誰か他の乗客に頼むしかありません。誰かしらに声を掛けて手伝ってもらうんですけど、この間は誰もいなくて、仕方なく自分で担ぐことにしました。戦車のように大きなあのベビーカーですよ・・・。

さすがに10キロ超えた娘が中に乗ってたらさらに重いので娘をおろし、階段は一人でゆっくり上っておいで!と歩かせ、私はベビーカーを担いでいたら後ろからおばさん(どちらかと言うとおばあさん)が声をかけてくれて手伝ってくれました。「エレベーターを使えばいいのに」って言われましたよ、「3月末から故障したままなんですよ」と言い返しましたけど。そしたら次に来たおじいさんが「僕も手伝うよ」と声を掛けてくれたので「こっちは大丈夫なので、すみませんが娘を見ておいてもらえますか?」と、頑張って一人で階段を上る娘を見守ってもらおうと思っていたら、階段の上に到着したときに振り返ったら、そのおじいさんが抱っこして上まで連れてきてくれてました(笑)。

基本的にみんな快く手伝ってくれるのでありがたいのですが、いやいやそんな美談を話したいのではなく、3ヶ月近くも修理されないってのが問題!いやいやその前に、結構すぐに壊れるエレベーターも問題。1年を通して、動いている日と故障している日が半々ぐらいなのではないかと思いますけど!










☆移動包丁研ぎ屋さんがやってきた!

Category : 日々の暮らし
少し前に家のポストにこんなチラシが入っていました。

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移動刃物研ぎ屋さんがやってくるようです。このチラシ、去年も見た。包丁研ぎとかやってもらうのかなーと思ったのは覚えてます。日本だと包丁研ぎっていうイメージですが、このチラシに書かれているのは、食事のときのナイフ、パンきり包丁、はさみ、パンきり機の刃、肉きり機の刃、芝刈り機の刃とか色んな価格が載っています。

私が愛用している包丁はグローバルの包丁なのですが良く見るとちょこちょこ欠けていて、グローバルは研ぎなおしの有料サービスがあるので、日本に一時帰国するときに持って帰ってお願いしてもいいかな、と思ってたのですがとりあえずこの刃物研ぎ屋さんに持っていってみることにしました。

グローバルの包丁とゾーリンゲンのキッチンバサミ。どちらも10年近く使っています。お店のおじさんに見せたら何の問題も無く引き受けてくれて(当たり前!?)、お昼に持って行ったのですが夕方取りに来て!とちょっと待ち時間が長かったですけど、包丁とキッチンバサミで13ユーロでした。そしてその切れ味はもう感激モノ!トマトがうすーーーく切れます!お料理が3倍ぐらい楽しくなる感じ。これからこのおじさんが来る1年に1回、包丁研ぎをお願いできたらな、と思ってます。

引き取りに行ったとき、同じように引き取りに来ているお客さんなどでとても賑わっていたのですが、見事におじいちゃんおばあちゃんばかり。私がずば抜けて若かったです(笑)。若い人たちってこういうのはお願いしないのかなって思ったのですが、平日だし働いてたら来れないか(笑)。

そのついでに町をウロウロ。最近はあまり行かないスーパーなのですが1ヶ月ほど前に前を通ったときに改装中だったんです。Noch 21(あと21)って大きく書かれているのを見て、あと21日で再オープンなのか~と思っていたら、未だNoch 17。あれ?っと思ってみたらあと17週でした。「日」じゃなくて「週」(笑)

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5月に改装に入って、再オープンは10月なんだって!丸5ヶ月クローズです。その間商売にもならないし、かなり強気ですよね。でもこのスーパー、そんなに古くなかったんだけど・・・。

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ご丁寧にいつからいつまでどんな作業をするのかプランが書かれていました。でも良く見るとかなりざっくりプラン。10月4日まで改装とは書いていますが、10月5日が「新装オープン」とは書いてないので、いつオープンするのかねえ。





☆小銭貯金は高額硬貨でお願いします。

Category : 旦那の実家の整理
実家の片づけで出てきたコイン。2つの袋に入れて集めました。一袋は現在有効なユーロが入った袋、もう一袋はマルクはじめ、ユーロではないコインの袋。引き出しの中とか家中のいたるところからコインが出てくる(ほとんど1セントコイン)。集めるのもとりあえず一段楽したので、ユーロに関しては換金することにしました。

こちらが現在有効なお金の入っている袋。ほとんどがセントです。こんなの大量にあってもたいしたお金ではないことは一目瞭然。

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重たいのにかばんに入れて銀行に行きました(with ベビーカーなしで走り回る娘&猛暑日)。

ATMでコインも入金できるのですが「現在コインの入金は受け付けておりません」だってさー!はい、無駄足。近所には他に支店は無いので後日出直し。もーーー、暑かったのに!!

数日後、フランクフルトに行く機会にまた持っていきました。もーーー、重いわ!。1件目に立ち寄った銀行では、入金できたのですがものの見事に1セント硬貨が全てはじかれて下の取り出し口に落ちてきました。もしや枚数が多すぎたか?とそれを全て集めて、もう一度入金。でもまた全て下に落ちました。後ろに並んでいる人たちからの痛い視線を感じながら2回やったけど無理でした。2セント以上の硬貨は受け付けてもらえました。私の右手は硬貨の匂いがするし、もう何やってんだか・・・。

その足でまた別の支店に行き、先ほどはじかれた1セント硬貨を入金、こちらは問題なく出来ました。

銀行に通うこと計3回。やっとのことで全て換金できました。

これが

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↓↓

こうなりました。

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小銭貯金って500円玉貯金とかなら結構な額になるし、ユーロだって1ユーロ、2ユーロ硬貨だったらこれだけあったら「おっ!」って金額になると思います。でもほぼ1セント硬貨のこんな大量のコイン、たった5ユーロ5セントですよ、3箇所も銀行に通ってこれです・・・。

教訓「小銭貯金をするならば、高額小銭を貯金せよ」

ですね。

厳密には

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1ドル紙幣が1枚みつかったので有効なお金としてはこうなった感じです。

ちょこちょこ物を売ったり、こうやって換金したりした実家から生まれたお金に関してはとりあえず缶に入れてます。

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全ての片づけが終わったらこのお金を数えてみよう。ゴミ処理のコンテナ代ぐらいは入っていますように!






☆これだけ出ましたシリーズ!

Category : 旦那の実家の整理
こんなん出ましたシリーズ!ではなく、これだけ出ましたシリーズ(笑)。

めがね。どんだけあるねーーーーーーーん!ここに集める前に10本近く処分したのですが、それでもまだこんだけあるさー。

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そしてはさみ。まだまだ出てきそうだけど、今現在見つかったもの。しかもどれもうす汚いし切れない・・・。別に手入れとかしてなくてもはさみってよく使うからそんなに汚れない、というか古ぼけないものな気もするけど・・・。

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まっ、これぐらいでは別に驚くこともなくなりましたけど。まだママもパパも住んでいた頃、よくはさみが無くて探し回ってましたよ・・・。

片付けは仕方ないとしても、なんかいろんな場面ですごくやる気をなくす。終わりが見えないとかそういうのではなくて、なんか「何やってるんだろ、私」というのと「何してたんやろ、パパとママ」って感じで暗くなります・・・。

疲れるわー!









☆私のコレクション

Category : 旦那の実家の整理
ジオラマに切手、コインとパパの残されたコレクションの多さに唖然としてしまう状況なのですが、ママはママでモノを溜め込みまくっていてコレクションという言い方は適さないけれど、裁縫道具や毛糸、布とかが大量にあります。

ふと、私や旦那はどうだろう?と考えてみたのですが、旦那はコレクションする趣味は無くて、引き出しとかぐっちゃぐちゃではありますが、無駄に何かを集めているわけではありません。そして私。私も何かをコレクションしているわけではない・・・・??

あえて言うなら、デビューから今までのマッキーのCDかな(笑)

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数ヶ月遅れで入手した最新アルバム♪

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シングルCDは買っていませんが、アルバムは1枚目から全部あります。しかもほぼリアルタイムでファンなのでたいてい初回限定版です(笑)。でもマッキー以外のCDは数えるほどしかありません。5枚ぐらい??マッキーがアルバムを出す限りは増えていきます。

旦那もCDは持ってますが、それもまた5枚程度。DVDは家中探しても10枚もありません。(そのうちマッキーが4枚、ジブリ3枚など)、かなり少ないほうだと思います。私たち夫婦においては残された家族に迷惑を掛けるようなコレクションはきっともう今から何か始めることはないと思います。

今回ママとパパの書類の山にかなーーーり苦労したので、その経験から私たちの書類を整理する予定ですが、それに必要なグッズが揃ったのでこれから始めたいと思います。まだ取り掛かってないけれど何をどう保管すれば良いか頭の中で色々整理してます。早く時間を見つけて取り掛かりたーい!

余談。

マッキーのCDの中に入ってました。

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次はいつライブにいけるだろう・・・。








☆私の妄想は崩れ去りました・・・

Category : その他の場所
5月末に家の2階部分の床の張替え作業がありました。2016年3月に今の家に引っ越したのですが、入居前に生活のメインとなるリビング・ダイニングの床を削り綺麗にし(木の床なので削ったらとてもきれいになります)、その後やる必要はないかなと思っていた寝室と子供部屋も削り、そして残りの2階の部分が綺麗になり、家のすべての床が素敵になりましたー!やったー!

床を削るなんて、なかなか普通に生きてたらお目にかからない作業ですが、この1年とちょっとの間に何度も何度も見ることがあって色々また新しい世界を知りました(笑)。

最後にやった2階の床は、一度は削ったのですが、問題勃発のため結局古い床の上に新しい床を敷き詰める(貼る)ことになりその作業が5月末にありました。

そして、もう新しい家かと思うほど床が綺麗になりましたーーー!

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ここは、昔から読んでくださっている方はご存じのはず、「緑色の床」があったエリアなんです。昔住んでいた人がジャグジーを置いていてそのジャグジーがあった場所が防水の床になっていてなぜか緑。

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娘の水遊びには最適でしたが・・・。

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この緑の床も綺麗さっぱりなくなって、部屋の真ん中に中途半端にあった緑色が無いだけで全く違う!!

この2階の部分は妙に広くて、でも部屋として独立していないのですごく使いにくくて、今後いつか壁を設置したりして部屋を作って行く予定ではいるものの、いつになることやら・・・という感じですが、色々妄想はしてたんですよね、あんな感じとかこんな感じとか。

だけどすべてゼロからスタートです。

というのも、旦那の実家から家具を引き取る必要が出てきて、それを置けるのはこの場所ぐらいで・・・。処分してしまいたい気持ちもあるものの、かなり高価な家具で、でもうちには全く合わないアンティークなんですけどやはり少しは引き継ぎたいという旦那の思いもあり、そうなると家具がデカいので壁を作る計画とかちょっと見直さなければなりません。

あーあ、色々妄想したのも全てあきらめるしかないのか・・・。その私の妄想はアンティーク家具とは程遠い妄想でしたけど・・・。

でも私の妄想は家具なんかじゃなくて部屋の雰囲気だったんですよね。だって家具はいらない。入れるものも無いし。それにそんなデカくて重たい家具を一度家に入れてしまったらもう2度と出すことはないだろうし、これから一生お付き合いせねばならないし・・・。

床はきれいになって大喜びだけど、なんとなく気分が晴れないそんな気持ちです。

とはいえ、実家から家具が運ばれるなんていつになることやら・・・。






☆ドッキドキのお迎え

Category : 子育て
娘のミニ保育園、慣らし保育は順調に進んでいます。ちょっと泣いたりもするみたいですが、何か他の事で気を紛らわせるとすぐに泣きやむそうで、呼び出しがかかるほどでもなく私も助かってます。

慣らし保育が終わって普通に通っても私の時間は2時間程度。それでもありがたい。

ただ・・・、お迎えがちょっとドキドキなんです。

お昼12時までの保育で11時45分から12時までがお迎えの時間。ではあるのですが、11時45分に扉が開いて迎えに来たママとパパが一斉に中に入って終わりの歌を歌ってグミをひとつもらって円になって座っている子供のところに行くんです。なので11時45分に必ずいないといけません。もちろん5分10分遅れるのは構いませんって言われているのですが、見事に皆さんオンタイムで迎えに来ているので、みんながママやパパに駆け寄って行くので、もし自分のお迎えだけ来てなかったら子供は寂しい気持ちになると思います。

私も娘には「扉が開いたときに絶対にいるから、安心して!」と言い聞かせているので、その約束もちゃんと守りたい。ただ、うちからは徒歩(早歩きで20分ほど)もしくは、バス3停留所のところにあってバスも時間が中途半端で、車で行くと早いのですが駐車場が3台分しかなくてそれが満車だと他を探さねばならず、そうなると時間が読めない。だから11時45分に1分も遅れずに迎えに行く!と言うことに結構冷や冷やしてます。

時々、駐車場がなかったー!ってママが遅れて、子供ちゃんが寂しそうに待っているのも見ているし、私もそうならないよう、娘に不安な思いをさせないよう気をつけないと!

そんな娘、家の本棚を片付けているときに、いつもは娘の手が届かない場所にある写真立てがたまたま低い位置に置かれていて、それを手にとって私に何か伝えてきます。

写真に写っているのは私と愛しのマッキー。そう、家宝レベルの写真です。その写真の入った写真立てを持ってきて床を指差して「ブー、ブー、ブー」と言うのです。何が言いたいのかわからず、理解できぬまま作業を始めた私にまた「ブー、ブー、ブゥー」ってわざわざ違う部屋の床を指差して言うのです。

娘が写真の隅っこを指差すので何かと思ったら

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この隅っこに写りこんでいるおひげのお兄さん(あっ、このピースの手はマッキーです!)、このおひげのお兄さんでやっとわかった!!

うちに床作業に来てくれていた床職人のお兄ちゃんのことだ!と。こんな感じのヒゲだったんですよ。そのお兄ちゃんが床の作業をしてる機械の音「ブー、ブー、ブー」って。そっかー、そういうことだったんかー、と。娘、その優しいお兄ちゃんのことが大好きで、1年ぐらい前からたまに時々来てくれて、でも1度来るとほぼ1日中うちにいるから娘も慣れていて、もう顔もしっかりわかってたんですね。いや、顔じゃなくてヒゲか(笑)。娘も私にわかってもらえたことが嬉しかったみたいで満面の笑みでした。そういう意思疎通が出来ると成長を感じますね。






☆実家の片付けのこと

Category : 旦那の実家の整理
緩和ケア病棟に移ったママは、その後少し元気になり、車いすに座れるまでになりました。ただ痴呆のため話していることはあやふやで、パパが亡くなったことも忘れているのか「今日もパパは来ないのね」と言ったりします。

癌ではありますが痛みがあるわけではないので「緩和」すべき治療がなく、緩和ケア病棟で出来ることもなく、そうなるとずっと入院はできないそうで、結局先日また介護ホームに戻りました。介護ホームだとまた何かあったときに病院に運ばれて・・・を繰り返すので、先生はホスピスという選択もあると言ってくれたのですがママが嫌がるので介護ホームに入りました。前にいたホームで同じ部屋で同室のおばあちゃんも同じなので戻ってきた感じですけどね。

でも見ているとホスピスも介護ホームも日常のケアとしては変わらないように感じます。介護ホームは少しアクティビティがあるようですが、それもママは長時間座ってられないし参加できません。そういう他の患者さんとの交流などがあるのはいいかもしれません。食事も食堂で食べますし(ママはベッドで食べてますけど)。

介護ホームに入るときに在宅緩和ケアを紹介してもらって、このエリアで在宅緩和ケア(介護ホーム等も含む)のチームがあってそこの先生が介護ホームに来てくれました。でもその先生もママの状況を見て緩和ケアチームが関わる案件ではないとのことで、お願いできないことになりました。もし対象であれば、週に2回ほど介護ホームに来てくれて様子を見てくれるそうです。

その在宅緩和ケアのチームは地域のお医者さん(かかりつけ医などで開業医をしている先生方)が中心となってチームを組んでいて、その先生方の中にママのかかりつけ医の先生も入っていました。ママのかかりつけ医の先生はママのことを突き放した感じもあり(ここ数年ママが電話ばかりして鬱陶しいんだと思います)その先生がそのチームにいるとなると先生もだし、ママも嫌がるかなあと思ったりもしていたのですが、結局なくなったのでそれはそれで良かったのかもしれません。

ママは体を起こす介助は必要ですが、ベッドの淵に自分の力で座っていられるぐらいにはなっていて、2週間ほど前に、もう今日か明日か・・・みたいにかなり危なかった時があったのですが、先生が言うにはあれは放射線治療の副作用が高齢で身体も弱っていたので長引いたんでしょうとのこと。今も危ない状況に変わりはありませんが、何かがあったら危ないというだけで何もなければ大丈夫だそうで、当面心配いりませんとのことでした。

旦那はホッとしてはいますが、気持ちは複雑なようです。ママとの会話はあまり成立せず、ママが話していることは時々とてもはっきりしているのですが、受け答えにはなっていなくて、旦那がAの話を問いかけてもママがBの話をずっとしているという状況。でもそのBの話の内容自体はしっかりしているという感じ。

また、ママは旦那には彼女がいると思っていて、その彼女を早く紹介してほしいとそればかり言います。私と彼女との三角関係なんだそうです(笑)。私にも「もう会ったの?」とか言ってきます。こういう問いかけとかに何と答えればいいのか、そしてドイツ語だし、ママもしんどいから聞き返すのも悪いし、あやふやにして答えなかったらもう一度聞いてきたりして対応に困ります。

ママが落ち着いたので近いうちにパパのお葬式をすることになりました。

で、何をしたらいいの?誰を呼んだらいいの??ってな感じですよ・・・。パパのお友達は大体わかるものの、この人を呼んだらこの人もかなあ?みたいなそういう微妙な部分がわからず。招待状を送る住所がわからなくてそれもまた集めねばならず、とはいっても家のどこかにそんな住所がきちんと書かれて保管されてるでもなく・・・。「家族だけで構わない」とか言い残しているわけでもなくて、もうどうしたらいいやら。まだママが元気だったらせめて誰を呼ぶかぐらいはママに聞けたものの、今はそれも出来ず・・・。

旦那は一人っ子です。嫁は外国人です(←私)。色々大変です。私も出来る限りのことをやってますが、これまたしっかりやってもなかなか進まないことも多くて日々イライラ。パパが使っていた介護ベッドや車いすの引き取りに2つの業者に連絡してるのですが、電話に出ない、留守電に残しても折り返しがない、オペレーターと話したのに2週間たっても折り返しの電話がない、再度電話したら「今、休暇のスタッフが多くてなかなかアレンジできないわ」とか言われ、かと思えばその業者から「電話したのにつながらない(←実家に電話されている)アポイント取りたいので連絡してください」って封書が来る・・・なんてことの繰り返し。もちろん私の携帯番号を伝えて、実家は不在だとオペレーターに2回も伝えたのに・・・。

もうかれこれ1か月ぐらいその2つの業者と連絡を取り合ってますが未だ引き取り日程も決まらず引き取られず。2つの業者がどこの業者で連絡先がどこかってのを調べるのすら時間がかかり(結局保険会社が費用を負担してくれているので保険会社に確認しました)、取り外した車いすのパーツとかそういうのを家中探し回って準備するのも時間がかかり・・・。車いすの部品は旧子供部屋の机の下の奥に押し込まれていました・・・。それらのリースの契約書は古い書類の山の中に入っていました。

ママがまだ生きているのに、実家の片付けを始めるのはどうなのか?というコメントを頂きました。たぶん同じように思っている方も多いはず。

片づけに関しては旦那は納得しています。ママにも伝えていますが、どの程度の片付けをしているかまではハッキリとは伝えていませんが、その辺の口裏も旦那と上手く合わせています。もしママが実家を最後に見たいとかそういう話になったとしても、見かけは何も変わってません。ママが開けることのないような棚の中、立ち入らないような部屋の中、それだけでもまだまだ終わりません。

少なくとも、もしママが元気になって帰って来てくれたら、今だったら前より断然生活しやすいはずです。物は減って探し物はしなくていいし、超便利な場所の引き出しや棚が使えます(笑)。

とはいえ、私が育児休暇の間は時間があるので、今のうちに出来ることをしなければいつまでたっても終わらない。ゴミにだってお金がかかります。とりあえず定期的に来るゴミの回収のチャンスを最大限に活用して処分できるものはしていって、最後はコンテナとか業者に頼むとか大きな話になると思います。それはさすがに今できることではないですが。

旦那は一人っ子。ええ、パパたちの家も相続されます。でも・・・正直に言ってしまいますが、その家のローンがまだ残ってるんです。その借金も私たちが引き継ぐことになります。どれだけ探しても貯蓄口座なんてありません。年金が振り込まれるいつもの口座だけ。ママの介護ホーム代等をその口座から払いたいのに、パパ名義だったためパパが亡くなって口座が凍結されてしまいました。パパのカードは旦那が持っていて必要に応じて引き出していたのですがそれが出来なくなりました。この口座にアクセスできる(らしい)ママはママのカードの暗証番号を忘れており、出金できません。そしてその銀行は誰も聞いたことのないような小さな銀行で支店が全くなく、通帳記入(残高照会)すら月1回の郵送です。

その口座にアクセスさせてもらうには、パパからの遺言?遺産相続書?みたいなのが必要で、それもパパは書き残しておらず、正式に手続きをしたら1000ユーロぐらいの手数料がかかるそうです。家の相続もその手続きが必要でいずれにしてもいつかは手続きをしなければいけないのですが、そんな支店もない銀行相手に手続きしている余裕もなく、今現在発生する費用はすべて私たちが負担しています。

ママがまだパパの介護で家にいたころ、色んな支払いなど旦那は多少は手伝っていたのですが主にママが手続きを取っていて、それがもう出来てなかったんだけれど旦那も全てに関与しきれてなくて、今になってその頃の支払いが未払いだとの督促通知が来たりして、ただ単に入れ違いで来ただけの督促状なのか、それとも本当に払ってないのか通帳記入で確かめたいのですが、通帳記入する支店がないので封書で届くまで待たなければならず・・・もうほんとぐっちゃぐちゃ。

一人っ子だし遺産を争う相手もいない、っていうか遺産なんてなくて負の遺産なんだけれどそれも引き継がなければならない。放棄もできるだろうけれど、でも家を手放すことを考えたら旦那名義にして支払ってしまうほうが良いので、これはもう以前から分かっていたから旦那もそれは計算の上でしたが、それでも遺産相続書とかそういうのって、ちゃんとやっておいてよ!と旦那も呆れていて・・・。

旦那がもっとしっかして親に言っておくべきだったんです。旦那はとても優しいです。誰に会せてもみんな「優しい旦那さんだね」って口をそろえて言います。私もそう思います。だけどそのやさしさが優しすぎて、親にも厳しいことを言えなかった。それでも色々考えていた旦那がまだ元気だったパパとママにその話を切り出しても「そんな死んだ後の暗い話はまた今度、せっかく一緒にご飯を食べてるんだから何か楽しい話をしましょう!」って言うママに反論できず話が進まず。そういう状況を私も見てきたし、旦那のお尻は叩いていたけれど・・・。

旦那はこんなに早くママがこうなるとは思ってなかった・・・とは言いますが、ママがいたところで家も何もかもパパ名義だったから、パパがしっかりやっておくべきことだったしママがいてもあまり変わらなかったかもしれません。

で、今この状況です。ローンは残っているわ、ぐちゃぐちゃな家は残っているわ、家を片付ける業者代なんてもちろん残っておらず、それどころかお葬式の費用すらあるのかないのかという状況。

大きな遺産なんていらないから、家のローンは払い終えていてほしかった。お葬式代、片付け代ぐらいは残しておいてもらえたら助かったのに。それか片付け代なんていらないから、片付けておいて欲しかった、お金よりそっちのほうがいいかな。

パパもママも外国人の私を本当の娘のようにかわいがってくれてそれはそれで本当に感謝しています。色々愚痴もあったけど、孫のことも可愛がってくれて、鬱陶しいところもあったけど元気でいてくれるならそれはそれでありがたいこと。だけどこうなってしまった今、正直に言いますが私はその感謝の気持ちよりも苛立ちのほうが強いです。たぶんこれが本当の自分の親だったら苛立ちよりも親を思う気持ちのほうが強くなるのではないかと思います。

私も子供が出来て、親の気持ちと言うのを少しは理解したつもりです。娘に苦労をしない人生を歩ませたいとは思いません、いろんな苦労や挫折も味わってこその人生だと思います。だけど親が子供に掛けてしまう負担や苦労はなるべく最小限にしたい。ゼロとは言えない、それは自分たちがいつか年老いたら少なからず迷惑はかけると思う。私だって今自分の両親のことを助けたいと思うし、多少何かあっても助けてあげる気持ちもあるし、だけど両親だって「子供には迷惑をかけない」という気持ちがある。

旦那のパパとママにはそういう気持ちは無かったんだろうか?と思ってしまいます。せめて自分たちがいなくなった時に、息子に、しかも一人しかいない息子にこんなに負担をさせることをどう思っていたんだろう。もちろん多少は申し訳ないとは思っていると思う。悪気があったわけでもないと思う。だけど、もっともっと元気なうちにできたことは山ほどあって、家の相続だってちゃんとやっておけばよかった。正式に相続しないならしないで書類だけは書いておくとかできる準備はあったはず。貯金だって、せめてお葬式代や家の片付け代ぐらいは残しておいてほしかった。いつも「年金が少なすぎる、マルクがユーロになって損した」とかそんなことばかり言っていました。

もし今パパが生きていたら、「あのジオラマは自分が亡くなった後どうするつもりだったの?」、ママがしっかりしていたら「実家にある大量のモノをどうするつもりだったの?誰かが片付けれくれるからそれでいいやって思ってたの?」って聞きたい。もちろん誰も「死」について考えたくはないし、それに向けて片付けるのもいい気分ではないかもしれないけど、でもあまりにも無責任すぎる!まだ元気なうちに出来たことなんて山ほどあった。日常使っているものならわかるけど、もう何十年も手をつけていないようなものばかり。パパの介護が大変だった、とか、体力的に無理だったとかそういうここ数年のことではありません。

家から出てくる溢れんばかりのモノ・モノ・モノ。私がパパとママと知り合ってからの10年ぐらいは決して裕福な暮らしはしていなかったけれど、もうちょっと整理整頓して「見つからないから新しいのを買う」というような無駄な買い物をしないように気を付けてくれていたら、お金も多少は溜まっただろうし、ひいては今私たちが直面している片付けだってもうちょっとマシだったはず。

ママがここ数ヶ月、自由が利かなくなったので私に「お金は渡すからもうロトはあなたがやってちょうだい」とロトのグッズを私に託してきました。1週間10ユーロ、4週間に1回買う必要があります。「儲かったらあなたにあげるわ」ってママは言ってました。ママから引き受けて以降、ママには「今週もダメだったよー」とは言っていたものの、本当は一度も買っていません。ママも忘れちゃったのかもうロトの話はしなくなりましたけど、ここ数ヶ月私が買わなかった、もうそれだけでかなり無駄遣いが減りました。ロトをやることを否定はしません。夢を見ることも悪くない。だけどもう40年?50年?ずっとロトをやってきて、一方で年金が少ないだのなんだのと愚痴ばかり。「このお金、貯めておいたら今頃すごいことになってるじゃない!」って気づかなかったのかな。

私が今片づけに専念しているのは、一日も早くあの家を空にして売るなり、賃貸にするなりお金を生むこと。あのまま放っておいてもなんの足しにもならい。私たちの時間が削られ、無駄な光熱費や固定資産税などを払い続けるだけ。

もちろん私も心の片隅では、ママに片づけてしまって申し訳ないという小さな罪悪感がないわけではないけれど、それより苛立ちのほうが大きいので、万が一ママが帰ってくることがあったら・・・ということはちょっとは意識はしてますが、バッサバサ片づけてます。でも悲しいかな、これだけやっても部屋の見かけは何ひとつ変わってない・・・。

こんな苛立つ中でも一つ良かったことは旦那と自分たちの将来について考えられたこと。娘には絶対に絶対に同じ苦労をさせてはいけないと強く思えたこと。ものを増やさないのはもちろんのこと、色んな手続きも少しずつ始めました。娘が法的に許される年齢になったら早い段階で家の権利を娘に渡してしまおうとかそんな話まで。

娘が保育園に慣れたら数時間は時間があるので、私は自分たちのいろんな書類を今一度すべてチェックしてわかりやすくファイリングする予定です。今も十分ちゃんとしている気もするけれど、どの資料が大切なのかとか今回色々わかったし、それを同じファイルに入れるとかそういうことを意識したいと思います。







☆実家から引き継いだもの

Category : 旦那の実家の整理
かなり片付けを頑張っている旦那の実家、洗剤とか食料品とかそういう生活必需品で未開封だったり、沢山残っているものは私たちが引き続き使うので家に持って帰ってきました。

が、それ以外に「これは取っておこう」と思ったら捨てずに「家に持ち帰るものカゴ」に入れているのですが、そのカゴが全然溜まらない(笑)。旦那の昔の絵本とかぐらい。本当に「これ!」というものが出てこない。引き継ぎたくなくても引き継がないといけない食器類とかはまだ手をつけていないのですが、私が自分の気持ちで「これを是非使いたい!」と思うものがここまで無いのか・・・と感心するほど。

そんな中、あまりにも全て処分するのも申し訳ないな・・・と思って選んだもの。バスルームの棚の中に引っ掛ける用として付いていたフック。でも棚はタオルに占領されていて何も掛けられてませんでしたけど。

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とても小さなフックで存在感も無かったし、うちのキッチンのタオルを掛けるところのフックにしました。いつか素敵なフックが見つかったら変えたいなと思って、ホームセンターで売ってる単なる丸い釘を使ってました。

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ちょっとだけ引き継げた(笑)。でも私は100パーセント自信があります。もしママに「このフックはどこにあったでしょう」なんて聞いても絶対に答えられないこと。

そしてこれはキッチンにあったもの。中は空でした。

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とても小さな缶。その小ささがかわいくて娘のおままごとにでもいいかなあと思って。右の小さな缶はアンティークマーケットとかでもみたことあるタイプのピルケースのようなもの。

左の2つの缶は(写真が横になってしまった・・・)、Sonnen-Apothekeと書かれています。薬局の粗品。このSonnen-Apothekeグッズは、そりゃもういたるところから出てきます。

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どんだけ顧客やったん?と思うような粗品の量。メモとか手帳とかマグカップとか、もう本当に沢山。粗品ってホントいらない。この缶だけは今まで見てきたSonnenn-Apothekeグッズの中でも「お!やるやん!」と思えた唯一のもの。

こんな小さなものばかり引き継いでます。





☆恒例の(笑)、こんなん出ましたシリーズ!

Category : 旦那の実家の整理
はー、一向に先の見えない日々。

寝室にクローゼットがあり服はびっちり入っているのですが、それ以外にここ最近ママが寝ていた元子供部屋の本棚にもママのものがぎっちり入っており、昔旦那が使っていたクローゼットもギッチリ。旦那の昔の服まで入ってます。そしてリビングやバスルーム、その他隙あらばと詰め込んでいたと思われる棚や引き出しから次々と洋服が出てきます。

寄付をするのか処分するのかそんなこともまだ考える余裕もありませんが、とりあえず衣類は出てきたら全て寝室に投げ込んでます。

衣類はベッドの上(クローゼットのものは出していないので、他の部屋とか他の棚とかに入っていたもの)

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そして、シーツとかテーブルクロスとかのリネン類、あとはスカーフとかそういう布物。これがまたものすごい量。これは部屋の片隅に。

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とりあえずここに全ての衣類を入れ込んで、最後にまとめて処理したいと思います。またこの部屋には入れていませんが、タオル類。これももう一体何人で住んでいたの?と聞きたくなるような大量のタオルがあって、それはバスタブの中に放り込んでいます。掃除とかにも使えるから、バスルームに。

さて、こんなん出ましたシリーズです。

銀行の通帳、というかドイツの場合は単なる紙なんですけどあれってどれぐらい保管すべきなんですかね。私はもう最近はオンラインバンクだから紙も出てきませんが、3年分ほど保管してそれ以外は捨ててます。ファイル1冊で収まるぐらいです。

はい!でました、1982年のもの。ええ、全て保管されています。それも至るところに。ぐっちゃぐちゃに。最近のがまだ見つかってませんけどね(笑)

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そして、なーんと

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1973年です!私の生まれるまだ更に前・・・。はあ、、、どこのおうちもこうなんでしょうか。ぐっちゃぐちゃに保管されるのはママ達だけとしても、保管されている期間って、みんなこんな40年以上も前のとか持ってるの???

もちろん捨てました。個人情報とか・・・なんて言ってる場合ではないのでもう普通に古紙で捨てました。

大切な書類、大切じゃない書類、全てがごちゃ混ぜ、そして家中に散らばってます。

とにかく紙のゴミが多いので、実家の帰りはごみ集積場に立ち寄るのが恒例になっています。身の上話まではしていませんが、そこの集積場のおばちゃんとはもう顔見知り(笑)。このアジア人、よく来るなあと思ってるはず。先日は娘にハリボのグミまで頂きました。今はまだ紙ごみとかが中心ですが、ちょっとレベルの上がるごみ(←どうやって捨てたらいいかわからないもの)についてちょこちょこおばちゃんに相談できるぐらい顔見知りになっちゃおうと思います。










☆「上履き」とはなんぞや?

Category : 子育て
娘のミニ保育園、1日目は硬直しつつ楽しみつつ最後はぐずりつつだったのですが、2日目は人が変わったように楽しんでいて、先生の言うことも聞いてたし、最後の歌や手遊びの時間は見事に全て真似してました。あまりに楽しかったか、みんなが椅子に座って円になっている真ん中に繰り出して、最近娘の中で流行のぐるぐる回りをしだしてテンションが高くなりすぎてました。

途中で先生が私に「この様子ならお母さんは退室しても大丈夫だと思います、何かあったら連絡しますから!」ということになったのですが、他の子供のトイレ対応とかオムツ対応とかが続いたりしてなんだかんだとタイミングを逃し2日目も結局3時間ずっと見学となりました。でもおかげで最後の歌の時間の娘のノリノリな感じも見れたし良かったです。

一人の男の子がやたらと私のところに来てくれるのですが、それを見つけては娘がやきもちを焼いて私のところに来るという展開ばかりで、娘が自ら私に甘えて寄ってくるということもなく、伸び伸び楽しそうに遊んでました。

そして3日目は最初の1時間ほど私も一緒にいて、朝食のタイミングで私は退室。そこから2時間ほど近くをうろうろしました。いつ電話が鳴るか気になってたけど、結局電話も鳴らずお迎えの時間に行ったら、私の顔を見て一瞬「ふえーーん」と言ったけど、その後は口の中に入っているグミを見せてくれて(最後に1個グミがもらえます)、ケロッとしてました。先生が言うには一瞬泣いたけどすぐに泣き止んだとのこと。全く問題なし!とのことでした。

きっと娘のことだから楽しむだろうなと思ってましたが案の定やっぱり楽しいみたい。何をして遊んだの?どうだった?とか返事は返ってこないけど、どうだったか気になるー!自分の知らない娘が過ごす時間ってのが今までほとんど無かったから、なんか興味津々と言うか、娘のことで知ることの出来ない時間が出てきたことが成長を感じつつもちょっと寂しかったり。

朝ごはんを机に準備するところまで見て、そこで退室したのでどれぐらい食べたか見たら、ものの見事にソーセージだけ食べてるやん!パンや果物は手をつけず。

ソーセージも本当は入れたくないけど、でもひとつでも好きなものが入ってたら嬉しいかなという微妙な親心(笑)。残りのお弁当は帰りのバスを待つ時間にパクパク食べてました。

今日もクラス一番種類の豊富だった娘のお弁当(笑)。準備は5分以内で完了。

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日本の子供達のお弁当ってホント手が込んでるーー!

家ではずっと裸足だし、車やベビーカーに乗ってもすぐに靴と靴下を脱いでしまう娘。保育園でも「上履き」を最初は履いているのですが、途中から脱ぎだし裸足になります。その娘を見て先生が言うのは「冬は風邪をひくからだめだけど、こんな暑い毎日だから裸足が気持ちいいわよねー」とのこと。必ずしも上履きを履いていなさいという決まりでもない様子。

保育園からの持ち物に「HausschuheかStoppersocken」と書かれていました。Hausschuheはいわゆる上履きみたいなもの。皮の室内履きの子もいるし、外でも履けそうな簡単な靴みたいな子もいるし、Stoppersockenと言って靴下にゴムでストッパーが付いている物を履いている子も。まあ言ってしまえばこれまた「自由」な感じです。別に決まりなんて無くて、みんなそれぞれ違う。

娘が上履きを脱いで一瞬靴下だけで走り回っていたときに「ストッパー付いてる?付いてなかったら滑って危険だから」と言われました。そんな話をしているうちに靴下も脱いだんですけど、上履きも靴下もつまりは「滑ると危ない、風邪をひく」ということが理由なのか?と感じます。

日本的な考えだと「上履き」って「土足では立ち入り禁止のエリア」みたいな印象を受けるし、履くならばみんな必ず履くという統一性があるように思います。その感覚が抜けない私は、娘と保育園に入ったときに入り口で娘は上履きに履き替えますが、私はそこで靴を脱いで靴下で中に入りました。それがもう当たり前と言うか、疑問すら沸かずそういうものだと思っていたから。

でも、先生たちを見ていると明らかに上履きではなく普通の靴。それで家から来てますよね?みたいな靴だったりビーサンだったり(笑)。気にして見てたらやっぱり先生が帰るときもその靴だった。

そして最初と最後の親の送迎時間、部屋の中に親が入ってきて子供と一緒にリュックサックや飲み物を棚に置いたり、帰りはそれを持って帰るので同じように室内に入ってくるのですが、誰一人として靴なんて脱ぎません。みんな土足のまま入ってきます。つまり私なりの理解では、おそらくそれは

「土足では入れない」→「上履き」

ということではなく

「滑ったら危ない、裸足だと風邪をひく」→「上履き」

ということの理由が強いのかな、と。でもだったら履いてきた靴のままで良くないか?と思うんですけどね・・・。

日常生活でも「室内履き」を履いている人はたくさんいるけれど、それで玄関先に出て行ったりゴミを捨てに行ったり、時には靴のまま家に入ったりと「土足」と「室内履き」というエリアの使いわけ方では無いように感じることが多いです。

あと、スーツケースとかの荷物に靴が袋などに入れられず裸で入っているという光景を時折目にするのですが、靴=汚いもの、という方程式が無いのだろうか?と思うこともしばしば。保育園の光景を見ていると脱いだ上履きはそのままリュックサックに入れている子もいます。お弁当とか入ってるよね・・・と思うのですが、子供ではなく親がそうやって入れてるからもう別に抵抗とか無いのかな。ビニール袋に入れている人もいたけれど、ちゃんと「上履き袋」みたいなのを持ってるのなんてうちの娘ぐらいです。小さな巾着袋ですけど、それに入れてからかばんに入れてます。

とりあえず今は暑いので「裸足OK」みたいな雰囲気ですが、他の子達はみんなちゃんと履いていて、ストッパーの靴下ではなく靴を履いている子に裸足の足を踏まれたら痛いだろうな・・・と(笑)

ちなみにうちの娘の上履きはこれ。Deichmannの安いやつなんですけど、可愛いから娘の保育園に行くモチベーションアップになるかな?と思って。




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これ、日本人的には「春・夏あたりの外用の靴」に見えますよね。私も店頭でそう思ってました。が、カテゴリーはちゃんと「室内履き」なんですよ(笑)






☆IKEAで思うこと

Category : 日々の暮らし
日々足しげく通うIKEA。ええ、大好きです。一人暮らしのときなんてもうIKEAのショールームですか!ってなぐらいIKEAのものに囲まれて住んでいました。店舗で手軽に買えるのも増える理由ですね。納品まで時間がかかったりするとなかなかすぐに生活が始められないので、結局IKEAになっちゃう、みたいな。

家具は散々組み立てたので、もうどんな感じか大体想像が付きます。そしてキッチンもIKEAにしたのでどういうシステムでどんなラインナップで売られているのか、組み立てについても熟知しています。その他、家には無くてもお店で見たり、お友達の家で見たり。テレビ周りによく使われるBESTAシリーズとか、やっぱりすごいなと思うし、一方でIKEAの戦略と思われる収納グッズのサイズ感などもうまいこと考えてるな、、、というのもよくわかります。

キッチンとかリビングの収納システムBESTAとか自分で好きに組み立てられるシステムは、もしほかのメーカーで同じぐらいチョイスがあって好きに組み立てられて、ちょっと値段は高いけど品質はいい!ってのがあれば是非そっちにしたいけれど、他のメーカーでIKEAみたいな自由な組み合わせが出来るってのは探す限り見つからないので、結局IKEAになってしまうんですよね。

そりゃ高いメーカー家具と比較したら安っぽさは否めませんけど、最近は高い家具でもIKEAレベルの品質のものもあったりするので値段だけでは比較できないし、そもそもIKEAって別に安くないし、その割には全部自分でしなきゃいけないし、結構割高です。

最近、廃盤とか廃色が多い。そうやってまた買わせる気??と思ってしまうようなこともよく目にします。

そして、最近立て続けに感じたことがあります。

それは色んなスタイルで使えるようにするために、構造が無駄に複雑になってしまっており、本当にシンプルなものがみつからない、という現象。

最近感じたのはカーテンレール。カーテンの種類も豊富だし、レールの種類もたくさんある!と勝手に思っていたけれど、レールは基本1種類なんですよね。

壁に支柱とそこにつけるポールがあればいい、という場合、IKEAだと逆にやたらと複雑。

これなんですけど、2本つけることも出来るけど1本でもこれ。
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横から壁につけられることも出来るし(写真上)、天井から吊り下げるようにつけることも出来る。マルチな商品です。このマルチな感じが逆に商品を複雑にしてしまっていて、本当に1本のポールを簡単に設置する、という場合には結構無駄に感じてしまいます。

他のタイプを組み合わせたりも出来るし、すごいとは思うんだけど、シンプルな構造ではない。

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この針金タイプのレールも、

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ぴん!っと横一直線に張ることも出来るし、90度に折り曲げてコーナーで使うこともできてよく考えられているものの、実際に設置しようとするとなかなか簡単には行きません。(実際うまく出来なくて買ったばかりなのに無駄にしてしまった経験あり)

今回、今の家に元々付いていた同じ針金タイプのレールを外したときに、どこのメーカーのものかはわかりませんが、IKEAとは全く違った作りでものすごいシンプルで誰でもスムーズにつけられる感じでした。壁に固定するネジも1つで取り付けられるのに対し、IKEAはネジが3つも必要。

カーテンの生地も私が見た限りではすべて300センチの長さが売られていました。短いのが売っていない。家具同様、自分でやってくださいというスタンスなのかな。IKEAには縫製サービスがありますから、短くしたいならそこに頼むことを勧めてるのかな。

家具も小物も配送をいかに安くするかが生命線なんでしょうね。本当に感心するほど考えられて極力小さく梱包されて売られていますよね。ブックスタンドなど2個、3個セットのものが売られていますが全てひとつに入れ込んで売られているから、よく見ると幅が違いますしね。

なんだかんだ言ってIKEAは好きなんですけど、同じように好きでよくIKEAに行く友達と話していると、IKEAの品質が昔と比べてかなり変わったのとかやっぱり感じているみたいだし、よくよく考えたら全然安くないし、とかも意見が合います。

前も書きましたが廃盤になるなら言ってよね!って思ってたのですが、先日「ラストチャンス!」って札をいくつかの商品で見ました。どうやらそれが廃盤になる手前のようです。

先日IKEAからDMが届きました。IKEAのFAMILYメンバーになって10年なんだそうです私。「君と私達が共に過ごした10年」みたいな題名のDM。

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中をみたらIKEAの歴史と、私が「ここでメンバーになったよ!」と2007年にちゃんと書かれてあります。

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そして10ユーロの金券まで入っていました。おおー、太っ腹。でも有効期限が短いけど。

なんだかんだ言って大好きです、IKEA。



















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miyabi

Author:miyabi
*
2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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