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☆あれから1年

Category : 子育て

今日は10月22日。昨年の今日、2014年10月22日に4回目の顕微授精で移植した日です。そうです、娘が私のお腹に来てくれてちょうど1年です。過去3回は胚盤胞まで育てて移植したのに、4回目は採卵数も少なくて受精卵が2日目で1個になってしまったので3日目初期胚の移植となり、今までの中で一番悪い感じでスタートした周期。それまでは毎回2個移植してたのに、初めて1個しか移植できなかった4度目の顕微授精。

でもその1つが育って、今ここに娘がいるんですよね。あの時は今回もダメかーと思いました。半額保険適用も最後だったし、立て続けに採卵、移植してちょっと体も休めたかったし、ダメだったらそれはそれで一つの区切りだっただろうなと、正直あの時はその後のこと考えることが恐怖でした。

私たちのもとに来てくれてありがとうと思わない日はありません。1年前、お腹にやって来て「ここの家族になるぞ!」って思って必死にしがみついてくれたんだろうなー。妊娠期間中のお腹にいるという幸せな日々はもちろんですが、妊娠陽性判定に至るまでの奇跡のような日々のことを考えると、娘のことがただただ愛しくて仕方ありません。

泣いているのに私が抱っこしたら泣き止んでくれたり、必死におっぱいを吸ってくれたり、最近ではケラケラ笑ってくれるようになりました。本当に楽しそうに笑顔でキャキャキャと声を出して笑う姿に涙が出そうになります。夜、寝てしまうとホッとするもののなんだか寂しいし、夜中に授乳してコテッと寝てしまうとそれもまた寂しい。ちょっとぐらい泣いてもいいよーと思うんですけどね。生後3ヶ月ごろから夜泣きが始まるというのも聞いたことがあるので、もしかしたらこの先、夜泣きが辛い日々が来るかもしれませんけどね。

そんな娘の沐浴。夏は日も長いからお日様の光の下沐浴ができたので娘の身体の隅々まで良く見えたし、常にご機嫌さんんだったのでじっくり身体を洗って拭いてお手入れできたのに、最近はすでに外が暗くて他の部屋よりは明るいバスルームのランプでも良く見えないし、2日に1回は沐浴後の着替えで泣いてしまうし急いで着替えさせるしかなく、ゆっくりマッサージしてあげるような時間も無く・・・。

ようやく暖房をつける毎日になったので、ずっとやりたかったベビーマッサージを家でやることにしました。娘の機嫌のいい時間に暖房を高めに設定して真っ裸にしてマッサージ。さすが機嫌がいいだけあって笑顔で声も出しながら楽しそう。

使い捨てのおむつ替えシートを敷いていても、足の力が強くなってきてバタバタするのですぐにくしゃくしゃ。

ob (6)

それでもおしっこはキャッチできたのでよかった(笑)

そして明るい光の下で身体の確認。皺の一つ一つをチェック。いつの間にかぷにょぷにょに。

ob (2)

案の定、上手く洗えていなかったりして皮脂がついていたり。それも全部綺麗にしてメンテナンス終了!毎日沐浴しているとはいえ時々はしーっかりチェックしてあげないといけませんね。

まもなく生後3ヶ月。当たり前のコメントですが毎日があっという間に過ぎて早い!!



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Comment

No title

こんにちは。

大変だったのですね。
いろいろな経験があったからこそ、大切な赤ちゃんが授かったのではないでしょうか。

私の妻は切迫流産になりかけて、1か月くらい入院し安静にしていました。
その後は順調に育ちましたが、出産時はうまくいかず、途中から吸引出産になりました。

子供は無事生まれましたが、妻は出血も多くてしばらく安静にしてました。
出産直後に、看護婦さんから子宮が下がっているからお腹を撫でてあげてるよういわれ一晩中撫でていました。
一晩中といっても時々寝てしまい手が止まっていたのですが妻は痛みで眠れなかったようで、今でも「途中で寝てた」と茶化されます。

生まれた子は、新生児室で他の子が眠っているのに一人でずっと元気よく泣いていました。
この時に自分が産んだわけでもないのに愛おしく感じました。

そんな子も今では大学生。
その後子宝は恵まれず兄弟を作ってやれずすまないとも思いましたが、「自分たちには1人で十分、大事に育てろ」と、いう意味かと今は思っています。

一緒に居れる時間は限られています。大きくなるまであっという間です。
表情が出始めたら、しゃべるまであっという間です。そして自分で動き始め・・・。

そして予測出来ない行動もします!
3歳の頃、自分の名前をちゃんと言えてたのですが、幼稚園に行く前に園長先生に名前を聞かれたときは「ハムちゃんです」と答えたりしてました。
とても楽しい時間でした。

自分のことばかり書いて済みません。つい思い出してしまったので。
これからドイツは夜が長くなって寒さも大変になる季節でしょうが、健康に気を付けて下さい。
お母さんの健康が、赤ちゃんには一番大切なことです。

長文失礼しました。
ではまた。(^^)/~~~

ずっとブログにおじゃましていたので、幸せそうな文章にほっこりしました。わたしは来週、妊娠に向けて第一歩の手術を受けます。気も弱いし痛みにも弱いので不安で怖いんですけど、でもmiyabiさんのこの記事から勝手に元気を貰いました。ありがとうございます。

☆としさん

コメント、興味深く読みました。妊娠するまでが大変な人もいれば、妊娠してから出産までが大変な人もいますし、全く何も問題ないということがどれだけ幸せなことかと思いますね。私はおかげさまで妊娠中は何の問題も無かったのでそれは本当にありがたかったです。
「一緒にいる時間は限られています」って言葉、身にしみます。今は文字通り24時間一緒ですが、保育園に行き始めるのからスタートして、段々別々の時間が増えていきますもんね。こんなに密な時間をすごせることはこの先ないと思うし、今のこの毎日をしっかり満喫していければと思っています。

こちらは今週末から冬時間です。一気に暗くなります。娘の生活リズムも狂いそうな気がします。

☆Sarahさん

みんな色んなことがありますよね。私はずっと自然で妊娠しなくて泣いてばかりいましたが、不妊の原因がわかったときにすごくホッとしました。原因があるということがわかって現実は厳しかったけれど、だけど前に進めることが嬉しかったんです。Sarahさんの手術も妊娠に向かってのステップであれば着実に進んでいるということですね。無事、手術が終了しますように。お身体大切にしてくださいね。

☆レモンさん

順調そうで何よりです。よかったです。治療をしているときの1年ってあっという間で、1年たってもなんの進化も無くて落ち込むばかりの日々でしたが、実際に着床して子供ができるという1年は不妊治療の1年に比べるとものすごい違いだなと思います。ちょうど季節が私と逆になりますね。生まれてからどんどん暖かい気候になるのはいいと思います!今年みたいな猛暑にならなければ・・・ですけれど。これからもお身体大切にしてくださいね。

☆ヨギーさん

コメントありがとうございます。そして読んでくださっているようで恐縮です。ほんとヨギーさんが書かれている通り「もっともっと大事と気づかせるための試練」ってほんとそうだと思います。もちろん苦労せずに授かることが何よりも幸せだとは思うし、苦労しても大変な思いをした結果、授かる人もいます。結果として授かったのであればその苦労も美化されてしまうのですが、結果が出ない間はなかなかそういう風に思えないんですよね。悲しいかな望まない妊娠とかもある世の中で、望んでもなかなか授かることのできない人たちもいるわけで、治療をすることで命の神秘性をすごく感じて妊娠することは本当に奇跡であること、そして「妊娠」にいたるまでの、採卵、受精、移植・・・などの全てのステップが奇跡の連続であることなど、何も無ければ気づかないことにひとつひとつ考えさせられますよね。どんな結果になっても色んなことを知ることのできたこの治療の日々は無駄ではなかった、と当時よく思っていました。判定日までポジティブになるなんて、私はできませんでした。ポジティブに!って思っても思ってもやっぱり心配で辛くて身体の小さな変化に一喜一憂してましたね・・・。ヨギーさんにとっても10月が特別な日になりますように。

☆Miiさん

コメントありがとうございました。私たち経歴が似てますね(笑)そして同じように海外での治療も!

治療をしていたあの頃の自分を思い出しても、どんな励ましも温かい言葉も心で跳ね返していた日々でした。唯一望みだったのは同じように治療をして結果が出た人たちがいるということ。もちろん自分に出ない結果が出た他人をうらやましくも思ったけれど、治療すれば私もいつか願いが叶うかもしれないという望みがあったのは事実です。過去の記事に書いていますが、移植しても着床しないというその原因はわからぬまま。回数を重ねればいいのかスクラッチングのように何かすればよいのか、何が良くて何が効果があったのか今もわからないままです。ただ、一つ思うのは自分達の所に来てくれる子供は、ずっとずっと前から決まっていたのかなと、娘を見ていてそう思います。他ではないこの子だったんだということを日々の子育てで感じます。なのでMiiさんの所にやってくる子供も決まっているのではないかな、とそう思います。頑張ってくださいとか軽い言葉はかけられませんが、とにかく身体を大切に、そして精神的に滅入ってしまわないようにそれだけは本当に気をつけてください。とはいえ、難しいことかもしれませんが、治療ができるということも一つの幸せだと思って、信じて進んでいってください。いつか嬉しい結果が出ることをお祈りしています。
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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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