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☆見つからないシリコンカップ

Category : 子育て

離乳食も3週間目となり、色々と品数を増やしたり、新しい野菜にチャレンジしたりしています。なんじゃこりゃ?って顔をしながら食べることもありますが、基本的になんでも嫌がらずに食べてくれているので順調な滑り出しです。

そんな中、先日娘の定期検診がありました。生後6~7か月で受けるU5という検診。そこで、娘の発育状況の口頭質問がいくつかあり、日ごろの生活状況なども聞かれてその一つに

「Gläschenは与えているか?」と聞かれました。Gläschenとは「グラス」のこと。一瞬、ん?と思いましたが、「それはBeikost(離乳食)のことですか?」と聞き返したらそうだとのこと。

ほほー、離乳食という単語は「グラス」という単語で呼ばれているんだと一つ勉強になりました。おびただしい数のグラス入りの離乳食がスーパーやドラッグストアに売られており、「自分で調理するよりも安全である」という認識まであるので、ドイツの赤ちゃんの離乳食はグラス入りが主流、いや主流というより、「あたりまえ」なんだろうなと思いますが、それがGläschenという言葉で「離乳食」を意味するまでに至っているとはいやはや驚き。

私は別にグラスを避けているわけではないけれど、自分で作れるうちは作りたいし、作ってあげたいし、そもそも作ることが楽しいので、今のところ日本で買ったりもらったりした日本の粉末の離乳食などはちょっと使ったりもしましたが、まだドイツの「グラス」は使っていません。

でも、気になるのでゆっくりお店で見たところ、カボチャのピューレ、お値段なんと45セント。なんか悲しくなるほど安い。カボチャをピューレにするなんてかなり大変。っていうかカボチャは時期をはずすとあんまり売ってないし、頑張って切って、湯がいて柔らかくして裏ごしして・・・そんな大変な思いをするカボチャが45セント・・・。手間どころか材料費を考えたって安い。

ニンジンのピューレとかは普通に作れるからあえて買うことは無いかな、とおもうけれど、かぼちゃは買いですね。

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右側は会員登録をしたHIPPから試食として届いたもの。

この間、友達が色々離乳食のことを教えてくれていて、彼女もしっかり手作りしている派ですが、ドイツで推奨される早い段階からのお肉とかはさすがに自分でピューレにはできないから、グラスを買って手作りの離乳食に混ぜたり取り入れたりしているとのこと。そういう手がありましたね。確かにお肉を滑らかにするなんて大変すぎる。

さて、そんな離乳食をある程度作って冷凍!と思って、日本で買ってきた製氷機タイプのものに入れたのですが、これが取りにくい。シリコンのものにすればよかったと今更後悔。

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シリコンと言えば、お弁当箱の仕切りに使うシリコンのがあったはず!と探して見つかった2個。それに入れて冷凍したらすごく取りやすくて感激。

そしてそのシリコンの容器ごと湯せんにかけて温めたらさらに便利!電子レンジで温めてもいいのですが、少量だからすぐに爆発(っぽく)なってしまったり、複数のお皿だと均一に温まらなかったり。

シリコンごと湯せんにかけたらきれいに温まるし、一度に複数温められるし、そこでちょっと調理もできる。ちょっとお出汁を入れてみたり、硬ければ水分を足してみたり、最後にオイルを1滴たらすのもできるし、なんて便利なの!

でも、お弁当箱のシリコンってギザギザがついていてそこに挟まるから取りにくいし洗いにくい。そして高さが低いので湯せんから取り出すときに熱い!

これを解消すべく

・ギザギザのないタイプのシリコンカップ
・深めの物、イメージはマフィン型(1個ずつになったもの)

を探す旅にでました(旅って大袈裟ですけど・・・)

日本だったら、100均に行けばすぐ完了。

ですが、ここドイツではありそうでなかったりするんですよね。結果、大型スーパー2件、デパート2件まわっても見つからずでした。ええ、ドイツ・・・・。

マフィン型のシリコンってのはドイツでは1社しか取り扱ってないのかい??と言いたくなるほど同じメーカーのものが1個だけ。しかもギザギザついてるし、赤・青・黄色って原色ばかりのセット。しかも高い。

あきらめるしかないかな、、、とそんな話を友達にしたら、「確かスーパーLidlの特集でシリコンのカップがあったよ!」と教えてくれて、ギザギザはついてるけど安いしいい感じだ!とすっとんでLidlに行ったけど、時すでに遅し、完売。LidlもAldiもほんとすぐに売れちゃうんですよね、特集もの。残念・・・。

と思っていたら、Lidlに同じ特集でハート形のマフィンセットが8個でワンシートになったものが売られていました。(このタイプならほかのお店にも色々あったんですけどね)

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これをみてひらめいた!

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切ればいいやん。

ってことでギザギザは無いし、求めていたものズバリだし、ちょっとハートで可愛くなったけど、深さも最高!そして安い!安いからこそこういう思い切った使い方ができますね。

取り出しやすくするためにちょっと「耳」をつけて切り取りました。完璧です。

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冷凍した野菜やお粥を入れて

hb (2)

湯せんで温めた状態↓

HB_201602130717555ff.jpg

ここに入れてそのまま冷凍することもあるし、このハートの容器をお鍋のようにして使うこともあります。8個あるから十分だし、シリコンでもかなり薄いタイプのシリコンなので湯せんで温めるのも早いし、いやはやホント自分で言うのもなんですがナイスなひらめき!

離乳食用に小さいお鍋とかいるかな、でも短期間だしな・・・とか思ってましたが、すべて解決!そして離乳食が終わればスイーツづくりも使えますし。こういうのがキマると嬉しいなー。



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Comment

No title

うん、これはとってもナイスなひらめき!!まねします。
シリコン切ればいいのか。しかも湯せんってのも思いつかなかった。
私は、凍ってるうちにシリコンから普通の陶器などの皿に移してレンジにかけてました。
そうすれば、シリコン容器を洗うのがあまり大変じゃないので。

製氷皿のは、蓋つきじゃないですか?
蓋をしたまま、水で後ろをさーっとぬらせば中身はするりと外れますよ。
スープとかだしとかを凍らせるのには便利かと思います。

☆weaponさん

湯せん、めっちゃ楽ですよ。レンジより私は楽です。お水も少しですむしすぐに沸くし。それに味付けとかもできるし、ままごとみたいで楽しいですよ。ハート形で可愛いからもうそのまま食器にしちゃえそうなほどです(一応ちゃんと入れ替えてますけど・・・)。製氷皿はふたがついてますが、後ろを濡らすと使いたくないものまでとれちゃうし、また冷凍庫に入れるには後ろのでこぼこしたところとか拭かないとだめですよね・・・。スープとかもっと水に近いものなら取り出しやすいのかもしれませんね。ニンジンのピューレとか全然取れない・・・。

No title

IKEAにあると思います。

☆まりかさん

ありがとうございます。もちろんIKEAもチェック済みです~。私が見たのはギザギザが無いのだと深い型で底がぷくっとなってるものです。マフィンというよりはカヌレみたいな感じので・・・。他に何か見落としてたかもしれませんね。

No title

IKEAのアイスキューブトレイというのを、検索してみてください。

☆まりかさん

情報ありがとうございます!
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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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