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☆オミに怒られる娘

Category : 日々の暮らし
本日は愚痴でーす。

この週末はカーニバル!せっかくなので娘を連れてパレードを見に行く予定、でもその話はまた別の機会に書くとして、カーニバルと言えば私の嫌いなテレビ番組があるシーズン。旦那は大好きなその番組、この時期は毎晩のように放映されます。

なんというのか、日本人的にいうところのオール漫才とか綾小路きみまろの舞台(行ったことないけど)というのか、ただただジョークやエッジの利いた(←私的には利いているとは思えないが・・・)政治経済に関する皮肉みたいなジョークとかそういうのをひたすら次々披露され、仮装して来ている会場の人が飲みながらそれを見て大笑いする、というもの。会場にはその地域の政治家とか有名人とかも来ています。カーニバルが盛んな地域でそれぞれその漫才大会みたいなのがありそれが数日にわたってTV放映されています。

昨夜はその中でも旦那が楽しみにしまくっている「マインツ」の漫才大会の日。20時15分から始まるんだと1日ワクワクしてるんです。私は見ても何も面白くないし、わざと訛りとかで話すから全然わからないしわかったとしても面白くない。

そんなテレビを旦那とママが大爆笑しながら見ています。

そう、昨夜は旦那の誕生日会ということで実家に行きました。娘のことを考えてちょっとは早く始めてくれるかと思いきや19時から。ママは「鴨」を用意してました。もちろんだんだん娘は機嫌が悪くなります、そりゃ眠い時間に入るからね。たぶん子供はみんな一緒だと思いますが、眠くて機嫌が悪くなると些細なことでも泣きますよね。普通なら泣かないことも泣く。

そんな娘に気づかないのか旦那とママは大爆笑。

ふと、娘が泣いているのに気付いたママがおもちゃ箱を持ってきた。っていうかそうじゃなくてもう疲れてるから帰らせて・・・。「もうおもちゃなんていいから、疲れてるの、眠いのよ」と帰りたいオーラを出して伝えたら、「でもあなた達、よく夜に外出してるじゃないの!別に大丈夫なんでしょ?○○のところとか、△△のところとか行ってたじゃない!」とママが言ってきた。

「そんなに出かけていない。○○は大晦日だったし、△△は年に1度会えるか会えないか、そういう機会しか出て行かないから!」と言い返す私。

ママとしては旦那の誕生日会は特別だと言いたげでしたが、もう誕生日を祝うような年??っていうかもうご飯食べたしそれでいいやん。どうせテレビ見て笑ってるだけなんだし。

っていうかね、もちろん言わなかったけれど「帰る」という基準は「娘の機嫌」なのではなく「私がその場にいたいかどうか」ですけどね。私がそこにいたいと思ったら娘を部屋の隅やほかの部屋で寝かしつけてでもそこにいますよ!毎週毎週会ってるのにこの期に及んで「特別」とか言われてもねぇ。

前回実家に行ったときも昼寝の時間で眠くなった娘。それでも目をこすりながら遊んでいたときに、娘の手の届くところに置いてあった私と旦那の結婚式のフォトブックを見つけて手に取ったらママに「ダメ!」と怒られ娘、大号泣。

っていうかそのフォトブック、娘の腰の高さぐらいの低い棚に積み上げてある本の山の中にありました。本の山は二つあって、一つはどうでもいい本の山、だからいつも触っても何も言われない。もう一つの山はどうやらママは触られたくなかったらしい。っていうかそんな本の山のどっちがOKでどっちがダメなのかを理解せよとはさすがに娘にも酷な話です。

大声で泣き出した娘、私はママに「別にいいじゃない、見たがってるんだから」と言ってもママは「私にだって触れられたくないものはある、それは私のもの、子供だからってなんでもかんでも触っていいわけじゃない!」と怒ってきたので、いやいやそういうことではなくて「だったらその場に置かないで!どこかに閉まっておけばいいじゃない!こんな同じような本の山でこれは駄目、これはいいなんて大人だってわからないわよ!」と言い返しました。でもママも負けない、「でも私のものは私のものであって孫のものではない。そんなことはしつけて行かなきゃいけない、この子のためにもちゃんと教えないと!」と。私も負けません。「しつけはしている、食べ物を投げない、テーブルの上に乗らない、椅子にちゃんと座る・・、いろんなことを娘は理解している。でもこの本の山のどっちがどっちかなんてこれはしつけではない、まだこんなに小さいのに本を手に取るぐらい仕方ないでしょ!」と言っても理解を示さず。要するに私が言ってるのは「そこに置くな!」ってことですけどね。

そしてその後、ママのいるキッチンに行った娘が食洗機のスイッチのところを触って怒られてまた大号泣。もう眠くて仕方ない状態の娘。私のところに寄ってきたので「どうしたの?」と聞くと「食洗機のボタンを触った」とママ。「あなたたちはこの子に食洗機のスイッチを触らせるのか?」と。

「ええ触るわ。スイッチに興味があるのは当たり前。触るだけで別に押さないし(かたくて押せない)」と答えると「あなたたちのところはそれでよくてもうちは駄目!」なんだそうで。その後、娘が食洗機のところに行くと「触っちゃダメ、この食洗機はオミのものだから」って言われてます。いやいや、その言い方おかしくない?って感じですけどね、別にいいけれど。

1歳7が月になった娘、もちろん色んなことを理解しているのもわかるので教えるべきことは教えています。娘もわかっていて、言われたら止めます。上にも書いた通り食事中に椅子にちゃんと座るとか、ご飯を投げたり粗末に扱わないとか、散らかしたら片づけるとか、まだわからないこともあるけれど根気よく教えています。今はそういう段階だと思っています。スイッチとかリモコンとかどうしても興味があるし、人の家とかで駄目な時は駄目だと言うし、言えばわかります。でも興味があるものを全く触らせもせずその場で取り上げてしまうのもどうかと思うので、触れるときは触ってどんなものか確かめたらいいと思っています。その辺の感覚は人それぞれなのかもしれないけれど、少なくとも私はママとはその辺の感覚が一切合わない。

そして昨日なんて、全く娘が触っておらずママがゼロに戻し忘れたオーブンの温度設定のダイヤルを回したでしょ!と娘に怒ってきたので、私は娘が触っていないことを見ていたので否定したのに信じない。でもそこは旦那も見ていて「そのダイヤルは180度のところに設定されたままだった、さっき見たときもそうだった」と言ってようやく娘のせいじゃないとわかったママ。

っていうかそういうとき、ちゃんと娘に謝れー!って思います。「ごめんごめん、勝手にあなたのせいにしてたわねー」ぐらい言えないのか!と。謝らないドイツ人、子供にすら謝らないのか!と。「そう・・私が戻し忘れてたのね」とは言ってましたが、怒った娘には一言も無し。ママが何も言わないから私が娘にちゃんと説明しました。今度同じような場面に遭遇したら言ってやる!!

パパの介護が始まってからそれを理由に会うことが多くなって、会いすぎることで良い関係も悪くなる感じ。そして私も言い返すことが多くなりました。日本で嫁姑に置き換えたらびっくりするような態度というか物の言い方かもしれませんが、それぐらい言わないとやっていけない。

ちょっと話が飛びますが、昔は毎年のように見ていたGNTM(Germany's next Top Model)の番組、今年も始まっています。ここ数年は見ていないのですが今回、久々に見たんですよね、内容はもう代わり映えがないのでどうでもいいのですが、モデルのハイディ・クルムを見ていると、あの話し方とか、言葉の使い方とか、なんというかキーキーした感じ、日本語でなんといえばいいのかわからないけれどドイツ語で「Zickig」って言われるあれ。あんな感じがすごくママとオーバーラップしてしまい、違う理由でもうGNTMは見ないな、と思ったのでした。でもそれと同時に、ハイディ・クルムが何を言っているのかさっぱりわからなかった昔を思い出し、今や彼女の言葉遣いがママとオーバーラップするまで感じれるようになった自分の成長にちょっと嬉しくなりましたよ。


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Comment

No title

お疲れさまです。うちは、夫の家族とも私の家族とも離れている国に住んでいるので、子供の学校のお迎えに祖父母がきていたり、子供を預けて出かけたりできる人が、羨ましいと思ったりするのですが、近すぎるとそれはそれで大変そうですね。
子供の為に、はっきり言い返せるのは素敵だと思います。母親はいろんな意味で強くなりますよね。

もうすぐ子供が産まれるので、出産の間やその直後に、上の子をみてもらうために義理両親に来てもらおうか迷っているところです。一人目の出産後は夫婦だけですべて乗り切って本当に大変だったので、助けてもらえるとありがたいのですが、それはそれで気を使ったり意見が合わなかったりして、余計にストレスになるかもしれませんね。

miyabiさん、私はオミさんの立場ですが、miyabiさんのお気持ちのほうが分かります!
触られたくない物は、前以て除けておくべきですよね。私は、孫が来る時はそうしてます。除けられないものは、ガードをしてましたしね。今もストーブ前にあります。触ったらダメな物は、小さくとも根気良く教えれば分かりますが、もしも…と言う時もありますしね。
miyabiさん、してあげられることはちゃんとしてるのですから、もっとハッキリ自己主張してもいいと思いますよ!日本人の感覚では、お互い言いたいことも我慢しがちですが、私はハッキリ言って欲しいし、言いたいです。でも、なかなか言えないのが現実ですけどね^_^;
頑張ってくださいね!

☆ココさん

この間、産後の義理両親の手伝い(その時は義母/国際結婚)の件で友達の経験談を聞いたのですが、彼女としては家事を手伝ってもらって自分は産後の体の回復と育児に専念しようと思っていたら義母は孫にぞっこんで家のことより孫だった、という話を聞きました。日本人とは違って言わなきゃわからない、空気を読めないタイプが多いので「何をしてほしいのか」ということを明確にしてしっかり伝えたうえでお互い納得すればお手伝いも大いに助かるかもしれませんね。私の友達は結局それがストレスで母乳に影響した!と言ってました(笑)

☆モエさん

たまに行く程度ならまだしもしょっちゅう行くので、私としてもいちいち注意してられないし、ましてや触っていいのかどうか紛らわしいものなどは除けておくべきだと思っています。もう少し大きくなればわかるだろうし、その時は大いに注意してしつけてもらって構わないんですけど、まだまだ1歳、危険かどうかが今は一番大切な時期だからそれ以外のものは大いに興味や好奇心を持ってほしいなあとは思うんですけどね。

>日本人の感覚では、お互い言いたいことも我慢しがちですが、私はハッキリ言って欲しいし、言いたいです。

そうなんですよ、こちらだと言いたいこと言っても後に引かないというか、慣れているので心に刺さらないというか(笑)。もちろん日本人みたいに相手の気を汲んだり空気を読んだりしないので、言わないと変な方向に行ってしまいますしね。海外生活が長いと強くなる人が多いのですが、こういう部分から来るんだろうなあと思います。

No title

miyabiさん、
いつもながら「ある、ある!」と共感しながら読ませてもらっています。
子供が小さい時はそういう場面で腹を立てることがしばしばありました。なんてったって全くの他人ですから感覚違って当然です。おまけに初孫の場合は、義両親にとってすごい久しぶりの子供とのふれあい経験ですから、自分が子育てしてた頃のことなんて忘却の彼方。というか、いいことしか覚えてないんだと思います。
うちの子供が自分で食べ始めた頃、よく服の袖で汚れた口をぬぐって服を汚してしまったりしていましたが、それを見て「うちの子はそういうことは全然しなかった」と義母が言いました。袖で口を拭うのって子供は普通にしてると思うので、おそらくその辺のことは忘れちゃってるんだろうな、と思いました。
うちの場合は別の孫たちがもっと近くに住んでいて、しょっちゅう義両親宅に行き来しているので、やんちゃな子供の扱いには慣れ、同時に孫のしつけはそれぞれの家庭の役目だと了解できたように思います。もちろん、してはいけないことはその場で注意してもらっていますが。それと義父がとても常識的な人なので、そういう場面では「触られたくないものを出しておく方が悪い」と言ってくれると思います。
miyabiさんのところは、お姑さんのおばあちゃん経験が浅いこと、他の孫がいないこと、それとお舅さんが寝たきりで第三者の意見をガツンと言えない状態というのが、ハンディかもしれませんね。嫁姑のちょっとした意見の衝突に夫の存在はあまり役に立たないことが多くて、むしろ舅の鶴の一声の方がありがたいことがしばしばあります。

☆ももさん

もううちの家族のことを熟知して頂いているコメント、ありがとうございます。そうなんですよ、そうなんですよ、ほんとママの話だけを聞いていたら旦那、怖いぐらいいい子だったんですよね、子供のころ。んなわけないやろ!って思いますけど。これから娘もイヤイヤ期とかに入っていくし更にそういうコメント増えるだろうなあ…と。ほんと旦那にもう一人兄弟姉妹でもいて孫が別にいたらもうちょっと紛れるんですけどね。孫のことだけでなく日々のいろんなこと、小姑のお義姉さんでもいてくれたらもうちょっと違っただろうなあ・・・と。それかめっちゃ強いドイツ人の義娘でもママにいたらなあ・・・と。

No title

miyabiさん、
そう、もう一人のお嫁さんがまさにめっちゃ強いドイツ人の義娘タイプで、ホント助かってます。うちの夫は一人っ子ではなかったけど、おっとりしていて、母親のことを思いやる優しい子だったんだと思います。ま、それと血液型も一緒だし思考回路とか趣味嗜好が似てるので、大きくなってからもいい親子関係を続けられたのでしょう。それだけで、他の細々とした失敗や欠点は帳消しで「いい子」としての記憶ができあがってるんだと思いますよ。人間の記憶なんか当てになりませんね。

☆ももさん

ですよね。あと旦那が子供のころにけがをした場所(実家のソファー等)とかにはめっちゃうるさい。娘の慎重さや今何ができるかとかそんなことは私がよく知ってるし、見守っているのに、そういうところはめっちゃ止められる。聞けば旦那が5歳のころだの6歳のころだの、動きまくって暴れまくる男の子の年齢。今の娘にはそんなことより床に落ちてる針とか、割れてそのままのグラスのほうがよっぽど危険ですけど!って感じです。
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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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