☆義理の家族だからこそ

Category : 日々の暮らし

相変わらず実家と家の往復でばたばたしていますが、娘を預かってもらったり、夕食にとお弁当を作ってくれたり、冷凍できるしボリュームあるから温めて食べて!数日分あるから!と大きなラザニアを作って持ってきてくれたり、ほんとに周りの友達に助けられています。

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昨日、日本から帰ってきたという友達も連絡をくれて、いつでもなんでもするよーと心強いサポータがまた増えた!

同い年の子供がいて娘が喜んで遊ぶ友達、車を運転するから行くもよし、来るもよし、実家にでも必要なら行ってあげるよ!と言ってくれる友達、シフトで仕事をしていて忙しいのにその間を縫って朝ご飯持って会いに来てくれる友達。

そして昨日は夜、泊まり込むために実家に向かったら車の音を聞いたお隣さんが出てきてくれてここ数日あわただしくしているし救急車も見たらしく、何があったのかと気になってたとのこと。話をしたら、「夜なんて僕が見に行ってあげるからそんな小さい子を連れて泊まらなくても大丈夫だよ!」と声をかけてくれました(来週以降も同じ状況が続くのであれば旦那と週末にでも正式にお願いしに行くべきかな・・・とちょっと思っています)。

確かに大変ですが、大きくまとめたらパパの食事と洗濯、掃除がメイン。洗濯は洗濯機に入れたらあとは干すだけだし、キッチンも食洗機があるから洗い物はそこまでないし、最初はバタバタしたものの、適当に手を抜きつつ(って言ったら友達が手を抜くんじゃなくて「要領よくやってるのよ!」って言ってくれましたが)、パパのことは基本的にはヘルパーさんにお任せしているので、ママは何がそんなに大変だったんだろう・・・と思うこともあります。

もちろんママも高齢だから体力的な部分などでは大変なこともあったと思います。でも移動もなかったし、(私たちがするので)ママは買い物にも行かなくていい、小さな子供がいるわけでもなく、最低限のことだけであればそんなにそこまで大変ではなかったのでは?と思ってしまいますが、介護に全力投球でしたし、常にパパのことを第一に考えて尽くしていたから生活の大部分がパパのことだったんでしょうね。ヘルパーのことも四六時中見て立ち会っていたし。それにパパもママにはワガママを言ったりしていたらしく私には何も言わないことでもママには色々言ってたのかもしれません。

今私が困っていることは、ヘルパーさんが置手紙で「これがないの」とか「これを用意して」みたいなメッセージを書き残してくれるのですが、その解読(笑)。まず字が読めない、字が読めたとしても意味が分からない、ということもあり、今日も写真を友達に送って「なんて書いてあるんだろう?」って一緒に解読を頼んだり。

ママが旦那に、パパや自分が亡くなったときのお葬式のこと、お墓のことなどを話したそうでその話を聞いた旦那がかなり落ち込んで帰ってきました。私は日本の母から会うたびにお葬式やお墓のこと、母の希望などを耳にタコができるほど聞かされているので、いつも「もう何度も言わなくてもわかってるから!」って感じなのですが、どうやら今までそういう話が一切なかったらしい旦那家族。それもこうやってパパもママも倒れたこのタイミングでされたもんだから精神的なショックが大きすぎた感じです。

周りの友達も「いつも親から言われるよー」なんて言っている友達も多いし、そういう話をしていなかった旦那家族のほうが珍しいのかな。ママは「死んだ話をするなんて縁起が悪い、もっと楽しい話をしましょ!」とか言いそうなタイプだし、そういう話題はせぬまま今まで来たんだと思います。

旦那は一人っ子だし、家などの相続で揉める相手もいない。そんなことも今になって書類を用意したりバタバタしていました。もしかしたら「最期」が近づいてきているのかも、というこういう段階になって誰もそういう話はしたくないし、そんな現実は目を背けたいだろうし、だからこそ「今頃、死んだときの話してるの?はははー」なんて笑い飛ばせるぐらいもっともっとパパもママも若かった早い段階でやっておいたらよかったのでは、と私ははたから見て思いますが、でも嫁の立場として何も言いませんけれど。

ママも外出などはできているものの、お医者様からの話ではあまり良い感じではなく、パパに続いてママもこのようなことになってしまい、旦那の精神的なショックは本当に大きくて、でも本当に申し訳ないけれど義理の家族である私には旦那のそのショックの大きさ、悲しみの重さを同じだけ感じてあげることができません。もちろん、いつか逆の立場になったとき、旦那も同じように私の気持ちをすべて分かり合えるかと言ったら無理だと思います。

薄情かもしれませんが、私は今のこの状況をいかに影響を最小限に食い止めて生きていくか、自分達の生活を守るか、ということを考えることに必死です。結局、自分と娘を守ることに必死。なんか冷たい人間だな、と思ってしまいますが、本当です。でも私まで旦那と同じように落ち込んでしまったら、今のこの状況で冷静に淡々と進めていく人もいなくて余計に大変なことになっていたかもしれません、だから私のような立場だって必要なはず!と思って自分に課せられたことを淡々とやっていくしかありません。

パパのこともママのことも大好きです。色々愚痴もあるしイライラしたりもするけれど、でもこの思う気持ちというのはやはり実の両親や弟に対して思う気持ちとは違うのかな、と感じます。そして私がいつの日か年を取って旦那がもしこのような状況になった場合、私はママのように旦那に尽くして尽くして尽くし続けるのか、どうなるのか、それも今はわかりません。

ママがパパに尽くしていることが愛なのか、情なのか、責任感なのか、言い方は悪いけれどある種の自己満足なのか、それはママにしかわかりません。私はここまで旦那にできるのだろうか?とママを見ていて思います。

実家に行って寝ているパパに「来たよ!」と声をかけると嬉しそうに笑ってくれます。ごはんを食べる時もリアクションは無いけれど、私の言葉に笑ってくれることもあるし、時々とってもしっかりしていて「元気か?」とか聞いてくることもあります。

食事介助だけだし、本当の介護はヘルパーさんに任せてしまっているので、いい面だけを見ているのかもしれませんが、今はパパのことは私が守らなきゃいけないんだな、と感じることもあり、なのでママが介護に没頭してパパに尽くしていた気持ちがわからなくもないな、とは思いますが、でもこれもまだ私には始まったばかりのことであり、これが何か月も何年も続いたら嫌になってしまうのではないかと思います。でもそこは「愛」や「情」があればそんなことは思わないのかな、それもそうなってみないことには想像することすらできません。

私がもし育児休暇中ではなくて働いていたら一体どうなっていたんだろう?、今のこの状況で娘(パパとママにとっては孫)がいなかったらどれだけ落ち込んで暗い家族だっただろう?

変な言い方ですが、今で良かった。もちろんこんな日は来ないに越したことはないけれど、今じゃなきゃもっと大変だったかも、と思います。

何もすることがない実家での夜、スマホから書いてみました。頂いたコメントはお返事できませんが全部読んでいます。本当にありがとうございます。



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Comment

薄情ではありません。miyabiさんが冷静でいられるこそ、ご主人も悲しみこそすれ、これまでと変わらず過ごせるのです。二人揃って落ち込んでいれば…
隣を見るといつでも日常に戻れる状態はありがたいものです。

☆hachiさん

変なコメントではないですよ。こちらこそありがとうございます。私も書くことで気持ちを整理できたしすごく落ち着けました。

☆masumrさん

そういっていただけると気持ちが楽になります。私のような立場も必要だったんだなと思うようにしています。
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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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