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☆もうトトロは見せない!

Category : 日々の暮らし

ママが退院してきました。病院に迎えに来てほしいと言われたのですが、私は時間はあるものの車がなくて(旦那が歯医者へ行くのに使用)、タクシーで帰れないか聞いたのですが、「待ってる」と言われ・・・。結局、旦那の歯医者が長引き、タクシーでうちまできました。うちから家まで送っていくことに。

うちでちょっとお茶を飲んでたのですが、娘が「トトロが見たい!」ってずっと言っていて、後でね、となだめていたのですがママが「私も見てみたいわ」というのでトトロを見せました。

めいちゃんたちが引っ越す家って、一部洋風ですよね。あの感じを見て「このミックスした変な家は何?」とか、出てくる田舎の風景が気に入らなかったらしく、「こんなのよりハイジのほうがいいわよ、ハイジを見せなさい、アルプスの山々が綺麗で自然もたくさんだし・・・」と。旦那が横で「ハイジも日本のだけどね」とは言ってましたが、娘がこんなに気にってトトロを見てるのにそんなことよく言うな・・・と思ってイラっとする器の小さい私。「ハイジもいいわよねー」ってな言い方なら構わないんですけど、「ハイジを見せなさい」って言う言い方なのが気に入らない。まあこれはママに限ったことではなくドイツ人はよくそういう風に言いますけどね。もうママにトトロは見せません!

ママの話題はパパのヘルパーさんの話になり、誰がよかっただの悪かっただの・・・という話に。ママが絶賛している人はママ曰く、パパが痛くならない方法を知っているらしい。でも私が最後のほうに見ていた時はどのヘルパーさんであれパパは「痛い痛い」って叫んでた。思うに、ヘルパーさんの力量とか質とかではなくてもう誰が何やっても痛いと言うと思うんだけれど、でもママは「私はパパが痛くならない方法を知っている」と言って聞かない感じ。

ママがトイレに行った隙に、旦那には「今ママが言っているようなことをまたホスピスで横から色々言うのはよくないし、もう見ないほうがいいと思う」ということ、ホスピスの人がやりやすいようにやってもらったらいいと思うと伝えました。結局また「パパを家に連れて帰る」とか言い出すよ、と忠告はしておきましたけど。

昨日、パパを家からホスピスに搬送するときも、痛い痛い!とすごい叫んでて、搬送に来てくれたお兄ちゃんたちが「ちょっと我慢してねー」と言ってかなり手際よくささっとやってくれましたけど、あれももし横にママがいたら絶対いろんなことを言っていたはず。で、結局そのほうが時間がかかっていたと思う。パパは痛かっただろうけど本当に一瞬だったからすぐに終わったし、こっち向けてあっち向けてってやってるほうがパパにはストレスだったんじゃないかと私は思います。たぶんこれが昨日、最後に来てくれたママは好きじゃなかったおばちゃんヘルパーの「パパにもストレスだったはず」と言っていたことだと私は思います。もちろんママには言わないけど。

搬送の時、パパはヘルパーさんに後ろを切られたパジャマを着ていたから寒いかと思って私はパパのカーディガンを用意したんですけど、お兄ちゃんが「毛布もあるし、車の中はかなり暖房が効いているから大丈夫だよ」と言ったので私はそれに従いましたが、ママだったら強引に着せてただろうな。

これからはママもママ自身の通院が増え、それもフランクフルトの大学病院とかちょっと大きなところに行くらしく、さすがに私は毎回送迎してられない・・・と思っていたら、保険会社にかけあったようで交通費が一部支給されるみたいでタクシーで行くとか。ママを見ているとパパのこともそうだけど保険会社にめっちゃ連絡して、保険が出るものは隅から隅まで使っています。まあ、そうあるべきかもしれませんが、それはそれはすごいなと。

パパのFusspflege(足のケア)まで保険でカバーされると言って来てもらってました。この人たちもきっと割がいいのか、やたらと電話がかかってきて次の予約を取りたがる。私が留守番をしていた時はもう全部断ってましたけど。

パパの体を動かしてリハビリするPhysiotherapieとKrankengymnastikもそれぞれ週2回(私はちょっとその二つの違いがわからなかった・・・)、いつもパパは痛い痛いって言って、来てくれたスタッフの人に「もう嫌だ、帰れ!」とか言ってました。スタッフの人も「でも動かさないとだめですよ」なんて言いながらなだめていたけれど、私はもうパパが嫌だって言うならやらなくてもよくないかな?と思っていたけれど・・・。もちろん私はそんなことは言えなかったけれど、私はただもうパパには楽にしてほしかった。好きなもの食べて、好きなだけ寝て、のんびりしてほしかった。

娘が朝ご飯をあげてたときとかパパはすごく嬉しそうに笑ってて、そんな娘(パパにとっては孫)の手を触ろうとして、でもスプーンをパパのところに運ぶのがやりたくてたまらない娘にはその触ってくるパパの手が邪魔で嫌がり触れらせてもらえなくて・・・、でもそういう時間のほうがパパにとっては良かったんじゃないかな?

色々やったところでパパの寿命があとどれほど伸びるのか、もちろんママの気持ちもわからなくはない。だけどもうパパに痛い思いはさせたくなかった。

薬もあれやこれやたくさんママは調べていたけれど、それの副作用なのかパパがしんどそうなときもあって、それももういいんじゃないかな、とは私は思っていたけれど言えないし。その辺は今後ホスピスで何か変わっていくのか、ホスピスのお医者さんからそういう話があったりするのかなあ。

私はとにかくパパが少しでも痛い思いをせずに苦しい思いをせずに、残された日々をホスピスで優しい人たちにお世話されながらのんびり過ごすことを祈ります。

私は自分が優しいおだやかな気持ちでパパに接したいので、ママには言わずに娘と2人で時々パパに会いに行こうかな、とそう思っています。











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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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