☆緩和ケア病棟へ

Category : 日々の暮らし
夏日でしたねー!暑かった!うちのアパートの庭仕事のお兄ちゃんが芝刈りとか植木の手入れをやってくれていたのですが、娘が食いつきすぎて窓から離れない・・・。

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無理やり連れて行こうとすると泣いて抵抗するので、仕方なくお昼ごはんもそこで・・・。若いお兄ちゃんだったし見ていても楽しかったのかな?

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お昼寝も寝ころぶところまでは何とかなったのですが、庭仕事の機械の音がうるさくて結局寝れず、仕方なく車に乗せて外出しました。暑いし避暑をかねてIKEAへ(笑)。でも行き過ぎてIKEAが面白いところであることを知っている娘は、車で寝ていたのにまた起きた・・・。

さて、ここからはママの話です。

介護ホームに入って1週間もたたずに肺炎で入院し、その入院が続いていたのですが、肺炎自体はもう治っているとのことで、病院としては治療も無いため「退院」しかありません。ただ弱っているから、という理由だけではいさせてもらえず。

また介護ホームに戻るのか、でも介護ホームは医療行為は無いので少しでも何かがあるとすぐに救急車を呼ばれて病院に運ばれます、もうママの場合はそれが繰り返されるだけとなり、介護ホームに戻るのは良くないと思われ、かといって家で介護はさすがに出来ない・・・。

そんなママの選択肢は、ホスピスか緩和ケア病棟。「パパはホスピスに入ったから亡くなった」と思っているママ、ホスピスだけは行きたくないと言っています。介護ホームから救急車で運ばれて入院したけれど、もしあの時ホスピスに入っていたらきっとそういう展開にはならず、そのまま自然治癒するのか、もしくは弱ってしまうのかの展開だったと思います。

お医者さんからはもう何も出来ることはない、望みなし、と言われているママにとって何が良いのか私も旦那も分かりません。肺炎が治っても、病気が治るわけではなくて、言い方が難しいけれど肺炎は治療できたので少し生き延びたとでも言ったらいいのか・・・。

病院の先生とも相談して、ママをPalliative station(緩和ケア病棟)へ入れることを旦那が決断しました。そして昨日、入院していた普通病棟から、隣の建物にある緩和ケア病棟へ移りました。

ホスピスと緩和ケア病棟、どちらもターミナルケア・終末期医療と呼ばれているところです。その2つの違いもわかってなかったのですが、今回色々調べたりする中でその違いなども理解できました。いいのか悪いのか、またドイツで新しい世界を見ることになり、また新たな語彙を覚えたり、パパのいたホスピスに続き、次は緩和ケア病棟を訪問することに。

パパはホスピスで10日ほどしかいなかったので、そこまで色々見たわけではないけれど、ホスピスは
「死」というものにさらに近い印象を受けます。ボランティアも多くて、お医者さんは常駐していないのでお世話をしてくれるスタッフが中心です。緩和ケアは必ずしもそうではなく治癒の見込みのある人もいます。また、緩和ケア病棟というだけあって、「病棟」として病院に付属しているので雰囲気は「病院」です。

ホスピスでは医療行為はありませんが、緩和ケア病棟では医療行為もあると理解しています(私の理解なので間違っていたらすみません)。普通病棟と違うのは、心身ともにケアをするというイメージが強いです。ママを緩和ケア病棟に移すと決めてから実際に移るまで数日あったのですが、ママのお見舞いに行った時に、心理学の先生というのでしょうか、カウンセラーのような方が毎日ママのところにきてくれていて、私も実際に会うことがありました。若いやさしいお兄さんで、私は義理の娘であると自己紹介したところ、私や旦那など家族のみんなの精神的な状態はどう?大丈夫?とすごく寄り添ってくれる感じで、患者本人のみならず家族も含めてケアしますという印象を受けました。別途個別にしっかりと時間を取って話しましょうとのことで、近々旦那が会う予定です。

緩和ケア病棟は治癒を見込める人もいるとのことですが、ママに関していえばそこで最期を迎えることになると思います。とても元気になって家に帰れるなら別だけれど、今後の回復は見込めないとのことで、よく話す日、寝てるだけの日、そんな日を繰り返しながらという感じです。

ホスピス同様、緩和ケア病棟も、先生方もスタッフも本当に本当に物腰の柔らかい優しい人たち。娘を連れて行ったら「子供の塗り絵とか遊ぶものもあるからいつでも言って!」とわざわざそれだけを言いに来てくれました。病棟も、中庭があってベンチやテーブルもあって、リビングルームみたいなソファーやテレビが置いてありゆっくり出来るような部屋もあって、その辺は普通病棟よりもかなり充実しています。

これからママがどれぐらいの期間ここで過ごすのかはわかりません。でも旦那にとっても介護ホームにいるよりは安心なようです。散々色んな病院に行き、病院に運ばれ、色んな先生の色んな見解を聞き、これ以上また違う病院に運ばれたりするのもママにとっても負担です。ここ数週間で一体何箇所ママは移動したか・・・、同じ病院でも集中治療室やら普通病棟やらと移動していたし、1週間、いや、4~5日すら連続滞在した場所が無いぐらいです。

私はおかげで色んな病院を見れました。パパの頃から考えたら一体何箇所訪問したか・・・、集中治療室に入ったり(どこの病院も外と中と2回ぐらいインターホン押して・・・と砦があり訪問するのも大変)、介護ホームにも行ったし、ホスピスに緩和ケア病棟まで。それにパパの介護ヘルパーさんとのやりとりもあったりで色々と勉強になりました。願わくばそんな場所にはお世話にならないほうがいいに決まっているけれど、自分の知識として色んなことを知れたことは良かったと思っています。





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miyabi

Author:miyabi
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2007年春からドイツ暮らし。
ドイツ人夫と2015年に産まれた娘と3人暮らしです。物を持ちすぎないシンプルな生活を目指しています。お掃除、整理整頓が大好き。
ドイツの生活、仕事、子育てや旦那家族との関わりなど日々感じたことを綴っています。

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